【連載】数字が苦手でも会計士になれたユニーク学習法 43-3 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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そういえば、ある相続税の申告に関する案件で、弁護士の人が、亡くなった資産家の方の、出生から死亡時点までの全生涯の戸籍を取り、コピーを送ってきたことがありました。弁護士資格を持っている方は、職業上、他人の戸籍を取得することができるんですね。

 ただ、はじめは、あらためて死亡者の全生涯の戸籍をとる、その理由が全くわかりませんでした。そこで、事務所の同僚に、なぜそんな事をするのか尋ねたのです。

 「それはですね、今の奥さんとの間以外に、死んだ人の子供がいないことを確認するためですよ。奥さんと知り合うずっと昔に子供を作っていたかもしれないし、または、変な話ですけど、隠し子がいたりするかもしれないでしょう?」

 なるほど、と思いました。

 しかしまあ、なんとどろどろした話でしょう。「~サスペンス劇場」のドラマにでも出てきそうですね。

 事実は小説よりも奇なり、です。

 ともかく、監査法人にいたときとは違った意味で、たくさんのことを学ぶことができました。現場の仕事というのは、本当に奥の深い、それでいて興味の尽きないものなのです。