私は以前、監査法人で工場などにおじゃましたとき、
構内を歩く従業員の数を数えたり、机の数や機械の数を数えるのが
癖でした。
なぜか。
自分の目で確かめた「その場のコストの見積り額」を、
帳簿で後で検証し、自分の感覚にズレがないかをチェックできるからです。
現場のカンって、けっこう当たるものですよ。
現場の費用には、(1)材料費、(2)労務費、(3)経費の3種類がありますが、
今回は、そのうち(2)労務費の主要な部分である「給料・賃金」の見積り方に
ついて、お話ししてみます。
たとえば、平均的な年収が450万円として、年間の労働時間を平均1800時間と
見積もったとしましょう(おおむね、日本全国の平均に近いと思います)。
すると、4,500,000円÷180時間=2,500円となりますね。
1時間働いても、ぶらぶらしていても、無駄な会議をしていても、
車で移動していても、会社はチャリーン、チャリーンと
お金を投下しているわけです。
2500円を6で割ると、おおむね10分あたり416円かかります。
1分で41.6円…
こう考えると、職場での1分の喫煙にも、
会社のお金が40円以上かかっているわけで…
無駄のない行動、効率的な行動って、会社のお金を
有効活用するという意味では、重要だと考えさせられますね~。
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