おれはアラ還のじじいである。

若いころはバブル時代だったから世の人は俺たちをバブル世代と言う。

子供のころは日本の高度成長時代だったから日本が右肩上がりなのが当たり前だった。

友達に聞いたものだ。「何で右肩上がりなのだろう」

友達は言った。「それは日本だからだ」と。

今言えばそれは「イミフ」だが当時はそんなものだった。

ドラマと言えばトレンディドラマ。




登場人物、みんな楽しそうでしょ。

当時の日本の空気は催眠術にかかったように「幸せ」の幻想で充満していたのだ。

大学時代も卒業後「薔薇色」の人生が待っていると疑いもなく思っていたものだ。

(薔薇って書ける?というCMもありましたなあ。)

思う出す歌と言えば「ユーミン」のこれ。

♪「どーして どーして」



みんな楽しそうだなあ。登場人物、みんな年はおれ位だろうから今は還暦位だろう。

社会に出て順調な人生を送られたかは分からないが

「幻想」に浸れた時代の人たちはその時は笑いが多く幸せ感が大なり小なりあったよなー。


今の「幻想」




ブラックジョークなんですけど分りましたかね?