おらはもうアラ還。親はまだ健在だけれどもなんといっても高齢ですからね。自分もお迎えの到来を予測して住んでいる家をどうしようか考えているみたい。

たまに実家に帰ると「おれたちが死んだらここに住めばいいじゃない」とか言うんだけれども、そうは言ってもね。

心に引っかかるものは何か、勝手に実家の古家をインスペクションしてみました。

親の住む古屋は築40年。家って何年位持つんですかね。
今住んでいるところの周囲を見てみると、家主がお亡くなりになるまで、どんなに家が古くなってもお住まいですね。自然倒壊したっていう話も聞かないから一代が住むくらいなら家は持つんじゃないですか。

でも、次の世代が住むとなるとどーかなー。何がネックか。

築40年というと1981年よりも前に建てた家。このころ耐震基準が厳しくなったらしいですよ。ということは旧耐震基準。もっとも地震が来なければ倒れることはない。

親言うにはこの家はシロアリもいないし、雨漏りもないという。

でも、でもなんですよ。
外観がねー。昭和時代そのまんまなんですよ。本当に昭和時代の家なんだから仕方がない。

家の中はどうか。長年住んでいるんだから生活感、ありあり。
子供のころおれが実際に住んでいたおれでもこう思う。
風呂場、トイレ、キッチンは新しくしたいなー。それが済めば畳や壁紙も。
でも長年住んでいるんだからいつ、どこが壊れるか、わからない。

こちら、中古パソコン

中古パソコンもどこからか部品を買ってきて自分で修理できるんならいいんですけどねー。

壊れたパソコンをメーカー等に修理を頼むと、きっと、結局、新しく買ってきた方が安いでしょう。直したっていつ、どこが壊れるか、分からない。

大地震が来ると言われているのに旧耐震基準の古屋を大金はたいてリフォームして住む気はおきませんね。

で結論 中古住宅は中古パソコンと一緒で壊れるまでは壊れない。手を加えず現状のまま住むんなら新築買うより安くていいんじゃないですか。
家ではなく土地を買うつもりならいいかも。

古家付きで家を売却する人の気持ちは分かるわ。私見の独り言なので。悪しからず。

不動産は一目ぼれだと言いますよ。どこか心に引っかかる部分がある時は買うのをやめる。心の底の、言語化されていない何かがあるはずですから。



パンチでデート  家も婚活も 一目あったその日から 恋の花咲くこともある