絵文字型言語と説明型言語

ある時、度々中国に行くことがあった。
中国語、日本と同じ漢字だし、どうせ簡単だろ、英語のように試験があるわけでもなし、
ちゃんと勉強するつもりもなく、テキトーに通じればいいんだ、テキトーに。(中国語なんて、と思っていた、心の中では)
と軽い気持ちで始めた中国語であったがこれが簡単では全くなかった。
 
英語でNHKラジオ講座の威力を感じていた僕はCD付きNHK中国語講座を始めた。
3回繰り返してやってみたがこれがぜんぜん分からなかった。(英語で落ちこぼれる人の気持ちがこの時分かったなー)
 
もともと文法から入る口ではないのであるが一応文法の本を買ってきたが「文法事項だけ取り出して教えても効果は上がらない」
という伊藤和夫先生の御指摘通り、良くは分からず、最後まで読み通せず、つんどくとなった。
 
そうしたころ、ブロ友さんの出野行男さんが中国語の本を出されるという。そして買ってみた。
 
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出野さんによれば中国語は絵文字型言語であるという。

絵の描かれたカルタを相手に連続して見せることによって意味を相手に伝える言語だという。
 
そこで漢字の羅列の中国語を一つの単語ごとに頭の中で絵の描かれたカルタを思い浮かべて読んでみた。

そうしたら「あ、ホントだ、ホントだ、分かる、分かる」
 
映画のフィルムのヒトコマヒトコマは写真でも連続すると動きが出てくるのと同じように。
これで僕の中国語学習が一気に進んだ気がした。
 
そして一応分かった気がしてから文法書を読むと理解できちゃうのですね、これが。

出野さんによると英語も絵文字型言語であるという。
 
そういえば思いだした、中学1年の時最初に習った英語の先生。

自分の胸前に紙芝居の札を掲げ、
Look!Look at this picture.
This is an apple.
という風におっしゃりながらダイレクトメソッドで英語を教えてくれた。
こういう授業を受けるとこういう英語の音が来ると生徒は自然にリンゴの絵なり、情景を無意識に思い浮かべる
ようになるのですね。(というようになりました。日本語に訳さないで。簡単な文章は)

なお、出野さんによれば日本語は説明型言語であるという。

日本人には英語も中国語も難しいなあ。(と感じている)