ゆとり教育と学力低下 英語学力低下の原因

http://www.jc.u-aizu.ac.jp/11/141/thesis/msy2009/01.pdf
文部省が1980 年に、「落ちこぼれ」の改善のために、授業時間の削減、学習内容の精選による削減を内容と
する学習指導要領の改訂を行った。
2002 年改訂 授業時間を小学校6 年間で418 時間、中学校3 年間で210 時間削減。
図1 はPISA の結果であるが、日本の国際順位は2000 年からの3 回の調査で、2000 年は読解力8位、数学
的リテラシー1位、科学的リテラシー2位だが、2003 年は読解力14 位、数学的リテラシー6 位、科学的リテラシー
2 位、2006 年は読解力15 位、数学的リテラシー10 位、科学的リテラシーは6 位と全ての科目において国際比
較から順位を下げており、日本の国際的位置からの学力低下を読むことができる。
図2 は中学校数学の得点分布の変化を表しているものである。89 年と01 年のグラフを比較した時、まず点数
の低い層の割合が増加していることがわかる。
私立、公立間学力格差 中学校における主要教科(国語、社会、数学、理科、英語)の授業時間数でも、2002 年のゆとり教育全面導
入時、公立校では中学校3 年間で1565 時間であるのに対し、私立校は2380 時間と、815 時間もの差が生じて
しまっている。この授業時間の差が公立校と私立高の学力格差を生み出したのだろう。
 
★2002年の時には既にアホになってたようですよ。
 
英語の学力の推移を見てみよう。
大学入試センター試験既出問題を利用した
共通被験者計画による
英語学力の経年変化の調査
http://www.jartest.jp/pdf/1-2sojima.pdf
1996年にガクッと点数は低下してますね。
 
★もっと前からアホだったみたいですよ。一体何があったんですかね。
 
国際理解教育をめぐる英語教育の変遷
─ 学習指導要領および教科書を手がかりに
http://www.media.saigaku.ac.jp/download/pdf/vol7/human/18_murakami.pdf
 
中学・高等学校における外国語教育については、
「コミュニケーションの手段としての外国語能力の基礎を培うための教育内容・方法及び
教育環境について一層の改善を図ること」が提言された。この答申をうけて1977年中学校
学習指導要領では、「ゆとりの時間」の導入のため、中学校の実質的な英語の時間数は週3時間(年間105時間)に削減され、 
新語の数は、950~1100語から900~1050語へ、必修語の数は、610語から490語へ、そして文法事項
の数は、21項目から関係副詞、現在完了進行形と語法の6項目を削除・再編成して13項目に削減された。
一方で、学校教育で補えないところを英会話スクールや塾、短期留学などの教育投資のできる家庭の子どもたちと教育投資が難しい家庭の子
どもたちの間の学力格差を生み出す土壌が強化されたともいえよう。

★英語学力の低下は「コミュニケーションの手段としての外国語能力の基礎を培う」という標語が悪かったのではなく、(笑)
教える時間数も単語数も内容もこんなに減っちゃってんだから当たり前だわな。カタコト英語とオーラルコミュニケーションとは違う。
英語で外人とオーラルコミュニケーションをとる、なんと楽しいことでしょう。その為には時間をかけて量をやらないと、やっぱり。
洋楽でも聴きながら。(笑)
http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2010/08/post_739.html
(この会社と当方は何の関係もありませんので。念のため。ただ記事が面白かったから。)
「あれか、これか」ではなく、「あれも、これも、いろいろ」時間をかけて試してみるのがいいと思いますけどねー。