小野圭 山崎貞の英文解釈法はあだ花 伊藤和夫
「国際社会に対する閉鎖性をますます強めていく大正昭和の社会の中で支え、その水準
を維持したのは入学試験であり、その谷間に咲いた「あだ花」が山崎貞 小野圭に代表される
一連の英文解釈法であった。」
えっ、英文解釈があだ花だって?しかもこの文章を書いたのは英文解釈の神様、伊藤和夫先生ですよ。
これには驚いたなー。もう英文解釈勉強しちゃいましたよ、あちゃー、もう手遅れ。
でもこれは①小野圭 山崎貞の英文解釈は「あだ花」で②伊藤和夫先生の英文解釈はそうでない、ということでしょう。
ではどこが「あだ花」か、伊藤先生の発言で推測してみましょう。
①「公式」という熟語
 hardly…before …するやいなや  for ~のため  関係代名詞を引っくり返って ~するところーのー と「公式」通り訳さなくてはいけない
②日本語だけで読んでわかる訳はどうしても従来の逐語訳とは異なる原理を導入しなければならない。
③英語を読んでわかる順序に最も忠実な訳は英文の直読直解という理想に最もつながりやすい訳になるはずである。
直読直解でないとあだ花のようですよ、伊藤先生によると。まず直読直解で英文を読む。読むだけならそのまま、もし誰かに訳してと言われたら
はい、そうしましょう、お望みならば、と。

★どうでしょう、あなたの学んだ英文解釈は「あだ花」だったかそうでなかったか?
 やっぱり公式通りの直訳なんていうのは「あだ花」なんだな。
あだ花:咲いても実を結ばない花。むだ花。  広辞苑より。
★では当の伊藤和夫先生はどうやって英語を習得されたのでしょうか。それは
④山貞の英文解釈は買ったものの放り投げ、日本語に訳さない、直読直解の「多読」で身に付けられた、とのことです。
やっぱり実戦ででしたか。
★昔高校のころ英文解釈を勉強していて、方程式を解く感覚で楽しかったけれどもなー。複雑な文章を解読するという意味では無駄ではなかったとは思うが。
でも実際英語のインターネットの記事を読んでて英文解釈的な文章ってでて来ないんだよなー。出てこない単語 熟語を覚えるのと同じことか、
英語にはそういう文章はあるがお目にかからないとなると。
となると難解な文章を読まないといけない人だけ勉強すればよいのでは。必要でない人はやらないで。時間は有効に使いましょう。
*伊藤和夫先生は外国語を学ぶ目的は日本語力をアップさせるためだ、とおっしゃられていた。でもこれは英文解釈で日本語に訳すことによって日本語と向き合い
国語力をアップさせましょう、という意味だったと僕は思っております。だったら英語力アップさせるには伊藤和夫先生はどのようにお考えであったか。
それはご自身でおやりになられていた④の方法でありましょう。

注意!
今高校生の諸君。皆それぞれ目指すところーのーものが違うと思うのでそれぞれ目標に向かってがんばってもらいたい。
もし志望校の英語が直訳を求めていたら ~するところーのー大学にー合格するためにー英語をー勉強するやーいなや  と直訳をして下さい。合格するために。
それがたとえあだ花であったとしても、です。それが受験英語です。
ちなみに~は何でしょう?