沖縄・宜野湾市で26日、スギの木から下りられなくなった猫の救出劇が繰り広げられた。
地上15メートルの揺れる木の上で、猫が必死に木にしがみついていた。
この猫は、近くで飼われている生後10カ月の「ネル」。
沖縄・宜野湾市で22日、スギの木から下りられなくなっていたところを近所の人に発見された。
4日間も、ネルは助けを待っていた。
駆けつけた消防隊が、ロープに木をくくりつけ、木を揺らして救助を試みた。
しかし、揺らせば揺らすほど、ネルは落ちまいと、がっちり木にしがみついていた。
そして、消防隊から逃れるように、上へ上へと登り、ついには木のてっぺんにたどり着いてしまった。
消防隊は、手をいっぱいに伸ばして、網で捕まえようとしたが、届かなかった。
網での保護が無理だと判断した消防隊は、チェーンソーを取り出した。
木を切り倒して、ネルを救助することにした。
びっくりして、下をのぞき込むネル。
住民も、心配そうに見守っていた。
いつでもジャンプできるよう、ネルは身構えていた。
大きく木が揺れた次の瞬間、ネルは木と一緒に真っ逆さまに落ちてしまった。
瞬間を映したカメラには、手を広げてダイブしたネルの姿が映っていた。
地面に着地したあとは、どこかへ走り去ろうとする様子も。
まもなく、ネルは飼い主に保護された。
飼い主は「もう、早く助けてあげたいの一言でしたね。とてもやせていたので、すぐに病院に連れていきました」と話した。
ネルは現在、足を骨折して病院で手当てを受けているものの、命に別条はないという。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090226/20090226-00000183-fnn-soci.html