昨日次男が、「さぴあ3月号」をもらってきました。
今月号の特集は毎年楽しみにしている「合格発表会場でのひとことインタビュー」です。
2月の受験会場では周囲がとても賢く見えてしまいがちですが、合格した子達の写真をみると、流石にみなさま、さらに賢く見えますね(実際賢いのですが^^;)。
長男も後輩たちの写真をまじまじと見ておりました^^;
ところで、、
毎年の記事にはなりますが、この3月号には、森上教育研究所森上先生とサピックスの各科目責任者の先生方が、今年度の受験を振り返る特別座談会が掲載されています。
長男がサピックスに通い始めてから、このような記事は毎回読むようにしているのですが、当初の私は書かれている内容を頭では理解できても、心底実感することはできていなかったことに今更ながら気づかされます。
このような記事では、
・中学受験においては小手先のテクニックではなく、基礎力をしっかりと積み上げる必要がある。
・親はこの点を意識して、どっしりと構え、子どもと接しなければならない。
のようなことが言われますが、
当たり前のこととして理解はできるけど、きれいごとにも聞こえるし、親としては手っ取り早い対策が聞きたいというのが本音でした。
しかし、受験を経験すると、そのような特効薬はないことを痛感します。
今回の記事で私が気になったポイントは以下のような内容です。(ざっくり書きます)
<全体>
・子どもとは適度な距離を持ったほうがいい
親としては、3ヶ月後や半年後など少し先のことを考えて接するべき
手助けしすぎず、適切な距離を保ちながら子どもがハードルを超えるのを見守るべき
・親がネット情報に振り回されすぎてはいけない(難しいですが^^;)
・子どもには「薬になる失敗」をさせることも大事(二人目でも難しいです)
<算数>
・地道に積み上げる計算力がベースである(未だに簡単な計算で間違えるんですが^^;)
<国語>
・多様性、受容性がキーワードとなる設問がよく出題された
<社会>
・単に用語を問うものではなく、身近なものから考えさせられる問題がよく出ている
AI、シンギュラリティ、キャッシュレス、SDGs、トゥキディデスの罠など、最新の話題も盛りだくさん
⬆️大人の私でも難しいんですが^^;
他にも色々ありますが、一番印象に残ったのは、
「算数に注力して得点力を上げることで、全体的に成績が良くなるため、他の科目の出来不出来を見えにくくする場合がある。夏まではいいが、それ以降つまづく恐れもある」という旨のコメントです。
算数が得意ではなかった長男とは違い、現在、次男は算数で引っ張っているので、今のうちから科目全体バランスを取れるように、戦略も少し見直さないいけないかもと感じました。
以上、あくまで私の感想ですが、皆様もそれぞれのご家庭の課題と結びつけてお読みくださいね!
ではまた^_^
気に入っていただけましたら、ポチッとしていただけますと幸いです。^_^
