こんにちは!オンライン・実校舎どちらも選べる東大式個別指導塾スタディコーチです!

 

 

「勉強できる子になっていくか、やってるのに伸びない子になるか」の差は、本人の頑張りだけでなく、勉強法を知っているかどうかにも、影響を受けます。

 

 

今回は、中学生以降のお子さんに教えてあげたい、認知心理学が示す「効く勉強法」の基本を3つ、まとめてみます!

 

 

 

▼1つ目:「検索練習」(教科書を閉じて思い出す)

 

 

最初にご紹介したいのが、米セントルイス・ワシントン大学のヘンリー・ローディガーとジェフリー・カーピックが、2006年に発表した「検索練習」と呼ばれる勉強法です。

 

 

噛み砕いて言うと、教科書を何度も見返して覚えようとするより、一度教科書を閉じて、頭の中から思い出そうとする方が、長期記憶への定着率が圧倒的に高い、というやり方です。

 

 

ローディガーらの実験では、教科書を読み直しただけのグループと、読んだあとに思い出して書き出したグループを比べると、1週間後のテストで後者の方が記憶定着率が約2倍高い、という結果でした。

 

 

中高生の勉強で言うと、英単語を単語帳で見て覚えようとするだけより、単語帳を閉じて紙に書き出してみる。社会の用語も、教科書を見ながらまとめるより、教科書を閉じて思い出しながら書く方が効く、ということです😌

 

 

 

▼2つ目:「インターリーブ」(複数単元を混ぜて学ぶ)

 

 

2つ目が、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のロバート・ビョークらが研究してきた「インターリーブ」と呼ばれる勉強法です。

 

 

噛み砕いて言うと、1単元を集中して連続でやる「ブロック学習」より、複数の単元を混ぜて少しずつ進める方が、長期定着率が高い、というやり方です。

 

 

ビョークらの実験では、数学の問題集で同じタイプの問題ばかり連続して解いたグループより、いろんなタイプの問題を混ぜて解いたグループの方が、後日のテストで「どのタイプの問題か」を見分ける力も含めて、はるかに高い成績を出した、と示されています。

 

 

中高生の勉強で言うと、英文法を「現在完了形だけ」「関係代名詞だけ」と1単元ずつ集中するより、いろんな文法事項を混ぜて練習する。数学も、図形だけ・関数だけと固めるより、混ぜる方が、長期的には定着率が高い、ということですね!

 

 

 

▼3つ目:「生成効果」(答えを見る前にまず考える)

 

 

3つ目が、カナダのトロント大学のノーマン・スラメッカが、1978年に発表した「生成効果」と呼ばれる勉強法です。

 

 

具体的には、答えを最初から見て覚えるより、まず自分で考えて答えを出してみる、間違えてもいいから一度考える、という方が、記憶に強く残る、というやり方です。

 

 

スラメッカらの実験では、単語のペアをそのまま読んで覚えたグループと、ヒントから自分で答えを考えて出したグループを比べると、後者の方が記憶定着率が大きく上がった、という結果でした。

 

 

中高生の勉強で言うと、問題集で分からない問題があった時、すぐに解答を見るのではなく、まず自分で何かしらの答えを出してみる。間違っていても、その「考えて間違えた経験」が、次に正しい答えを覚える時の記憶を強くしてくれる、ということですね👍

 

 

 

これら3つに共通しているのが、「短期的には効率が悪く感じる」勉強法ですが、長期的にはこちらの方が記憶定着率が高い、ということが認知心理学で繰り返し示されている、ということです。

最初は「いつもより大変」とお子さんは感じるかもしれませんが、知っておくと勉強の質が変わる視点として、よかったら伝えてあげてくださいね😌

 

 

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