梗
日本語で「梗」とは、おおむね/だいたい/凡そ/骨組みなどの意味をもつ漢字ですね。
中国語で「梗」といえば、植物の枝や茎のことが思い浮かびます。
例えば、野菜のチンゲン菜は漢字で「青梗菜」と書きます。
しかしながら、この「梗(gěng)」、今はやりのバラエティ番組やインターネット上で、違う意味でよく使われているのです。
「梗」って一体どういう意味?
この「梗」とは「オチ、笑いどころ」のこと。
たとえば、「梗を敷く」とはオチのための仕掛けをすることです。
どうして「梗」というのでしょうか?
滑稽である、笑わせる、漫才のおもしろいギャグという意味を持つ「哏gén」 と言う言葉がありますが、
この哏génと梗gěngは、発音が似ているので誤用されたそうです。
一説によると、哏génよりも梗gěngのほうが、「伏線が張ってあってユーモラス」とも。
「梗(gěng)」、バラエティ番組、アニメ、ドラマ、コミック、小説、ゲームなど流行りの人気のあるものによく出てきますので、どうぞご注目ください。
でも私はやはり「梗(gěng)」って、「青梗菜、チンゲン菜」の梗のイメージが強いです。
それは、しょっちゅう「青梗菜、チンゲン菜」を食べているからでしょうか?
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