看護大学考察 聖路加国際大学
看護系統を考え始めるのは高1中盤ー終わりくらいから見られる方が多いと思います。
大学付属系は受験者増が見られる中、依然として、”そのレベルに到達する・しない”で勝敗が決まる学校もありますが、科目増加により、傾向変化がみられている学校もあります。
今回ピックアップしたのは「聖路加国際大学」2022年度です。
落ち着いた入試にもみえますが、気になる点が数個ありましたので、書いてみました。
看護志望の方は、何か参考になる点があればと思います。
[概要として]
比較的緩やかな理系・小論文に対して、英語については、最初の論評についてはきちんと単語と同義理解を主体に読み取りができるかといったお題でした。
ただ、その中で差が出ない項目が多くあり、それがきっかけになり
〝差がつかない▶絶対に落とせない”題にシフトしているように感じました。
[数学]
小門から割と考察させる出題が見えた2021年と比べ
2022年は”差がつかない、落とせない”が増加
Ⅰ~Ⅳ問目までは非常に平易な問題に対して、大門Ⅴで、円の方程式(接線含む)が苦手で未攻略の方はここで差が出たのかと思います。
(2022年ポイント)
ⅠからⅣに見られた共通傾向として、数Ⅰ・Ⅱ・A・Bの基本理解事項を横断させて考えられるか。
内容としては、問題集に乗っているレベルなので、比較的取り組み易いのですが、看護志望をされる傾向の特徴にちょっと注意点があります。
注意その1:分野・構成が決まりきった箇所で得点することを得意としている方
高1の段階で理系が点数伸び悩み原因は、学校側(深度が理系数学に合わせて設定・合流授業形式)や、中学期の個々人でやらかしている習慣(自分で問題読み込めない)など、前々から引っ張っている人にとっては、この入試が自分の受ける年だったとなると、点数取りやすい分、合格取りにくい年なのかと感じました。
高1看護志望の方:融合系の問題は、わからなくても解説集を見返してやり直し
高1ですと、私立は数2・Bに移行している学校もありますが、メインは数Ⅰのため、絶対値から始め、複数単元の融合系統の問題については、飛ばさずに考える時間を作るところから始めましょう。
融合題をトレーニングすると見えること
自分で必要なことを手繰り寄せて、初めて見えることがあるのですが、
皆さんはどこまでできていますか?
これは予備校に行って、難しい問題ほど、講師が解いた筋(数式)を追いかければ、次は大丈夫みたいなことをやっている場合は確認してもらいたいのですが、あくまで〝自分が図式、数式化した際に見えてくること”が主体なので、これが見えずに、先生の板書を書き写しても何にも意味がないのです。
普段やらない ”まとめ”に注目
問題をさらった時、”絶対に必要なことは”を常に意識して問題にあたることです。
できる問題、簡単なほど、ほんとに何もしないから、基本事項が得られない。
見ただけでわかるので、それ以上手を加えないということは、自分で学んだ箇所がなくてもできたということですので、ここが一番危ないと思ってください。
その時に見えてなくても、判断がつかない題になったときに生きてくることを
実感できるか?
必ず、すべての問題に言えることではないですが、高1・高2生の場合では直近で当たる壁でしたら、模試でしょう。
学校の定期テストではうまくいったけど、模試では取れない。
設定がきちんとなされているので、考える項目(生徒が失敗する観点)に合わせて作られていますから、こういった機会は贅沢に使いたいですね。
模試の使い方については、また別枠で書きたいと思います。