プロンプトと「スキル」の根本的な違いは、「1回限りの使い捨ての指示」か、「何度も再利用できるパッケージ化された能力(ワークフロー)」かという点にあります。
それぞれの主な特徴を整理しました。
プロンプトの特徴
• 一発勝負の指示: AIに対する1回限りの指示や質問のことです。
• 毎回ゼロから作成: 使うたびに新しく書く必要があり、一時的なやり取り(単発の要約やコード作成など)に向いています。
• 単純なタスク向き: 「この文章を要約して」といった、比較的シンプルな指示が中心です。
「スキル」の特徴
• 再利用可能なモジュール: あらかじめ定義した手順や知識を「スキル」として保存しておき、必要な時に呼び出して使います。
• 複雑なワークフローの制御: 専門的な知識や、複数のステップ(データ取得→分析→レポート作成など)からなる複雑な工程を組み込むことができます。
• 永続性と再現性: 一度作れば保存され、何度でも同じ品質で実行できるため、AIエージェントに特定のタスクを安定してこなさせるのに不可欠な概念です。
例えば、「YouTubeの動画リンクから記事を作成し、画像を生成してX(旧Twitter)に下書き保存する」という一連の複雑な流れを一つの「スキル」として構築する例が紹介されています。
これからのAI活用は、毎回細かく指示を出す「プロンプト」の時代から、自分専用の便利な道具(スキル)を揃えてAIエージェントに実行させる「スキル」の時代へシフトしていくと言われています。
