本日、KBCシネマにて、クロッシング という映画を見てきました。
脱北者を描いた映画です。
映画そのものの感想は、テーマは重くって、目が離せないけど、安っぽい作りの作品、という感じでした。
娯楽映画を撮っていた監督の作品ということを後から聞き、なるほどと納得いたしました。
で、映画そのものよりも収穫だったのが、映画とセットになっていた寺脇研氏の講演会です。
ぼく、この方は、「ゆとり教育を広めた人」という認識しかありませんでした。
つまり、あまりよくないイメージだったわけです。
ところが、実際に話を聞いてみると、日本と北朝鮮との関係について、安易に「制裁!」とかではなく、
長い目でどうしていけばよいか、ということを考えていて、すごいな~って思いました。
こんな学校 の創立メンバーの一人にもなっているみたいです。
講演の中で個人的に気になったのが、たまたま直前に聞いていた西水美恵子氏と田坂広志氏の対談 でも言われていた次のことです。
たまたま自分は日本に生まれてきたけど、それは運がよかっただけ、ということ。
相手(映画での脱北者の立場や、対談でのカイロの少女の立場)に自分たちもなり得たということを認識して、行動していかなくてはいけない。
本当にその通りだと思います。
ただ講演の中で一つ気になったのが、この映画での北朝鮮の描き方が、事実を描いているという前提で話が展開されていたということです。
講演の中で、報道等を素直に信じるのではなく、自分の頭で考えるということが言われていました。
であれば、この作品の中で描かれた北朝鮮の政治も事実と乖離している可能性もあるわけで・・・
自分なりの真実を掴むためには、やはり自分の目で見て、足で歩くしかないのでしょうね。