ブログを始めて5ヶ月目。今のところ毎日更新している。英語の学習日記なのでメインはやはりその勉強時間や教材、語学学習に関しての事を書いている。このブログとしてはそういった事だけを書いていればいいのだろうが、元々私は本が好きでよく買っている(よく読んでいる、と書きたいのだが買っただけで満足してしまい積ん読になっている物が多数あるので正確には”よく読んでいる”とは書けず”よく買っている”となる)。読んでいれば色々と感ずる事もある訳で、今まではブログの英語に関する事を以外の事ということでちょこっと書いたり、Twitterで読了したよと呟いたりしていた。ただ、読書家でも評論家でもない自分のしょうもない感想だとしても、脇役的にちょこっと書いたりTwitterの制限文字数以内収まってしまうような、短いワンフレーズで言い終えられるような感想しか抱かない訳ではない。読んだ本について少し文章を書きたいとは前から思っていた。

私が本を読んでいてよく感じるのは他の本との繋がりだ。以前ブログに書いた事もあるのだが、作家の荒俣宏さんが「一冊一冊の本というのは実は巨大な本の一部であって、一冊の本を読むという事はその大きな書物のほんの一部を読んでいるに過ぎない」ということを書いていた(出典は失念)。だから、何を読んでも、どこから読んでも良いのだとも。本の海を泳いできた荒俣さんであるからこそ、こういった視点を得られたのかもしれないが、自分でも度々同様の事を感じる事がある。同分野の本を続けて読んでいれば内容的にも関連があるのは当たり前だが、そうではない、特に関わりのないと思われる物を読んでいても、繋がりを感じる事があるのだ。その度に「全ての道はローマへ通ず」という言葉が頭をよぎる。全ての事は関連し繋がりあっているのだ。ただそれを私たちには表面上見えなかったり、気付いていなかったりしているだけで。そういったことを気付かせ、教えてくれるのが読書であると思う。けれど、ただ読んだだけではだめで、何冊も読むという”経過”・”経緯”が必要だと思う。わかりやすく言えば”履歴”だろうか。自分の読んできた”履歴”を意識的・無意識的に参照して関連に気付いたり、自ら結び付けたりする訳だ。イメージとすると、脳内でニューロン同士が結びついて知識や記憶の深化がなされている様に本同士が結び付くのだ。そしてその本同士の分野が違うものであればある程、繋がりを見つけた時の喜びや驚きや大きい。(大きな話になってしまうが、そもそもこの宇宙はビッグバンで始まったとされる。その瞬間に宇宙はただの一点だったという。それが巨大化して今の大きさになっているのであって、この宇宙内にある全ての事は、まさに”関連している”のだ。”元々ひとつ”だったのであるから。)

話がそれたが、これからは読んだ本についても文を書いていく事にした。さすがに毎日更新とはいかないし、何日に一度とも言えない。これは書ける時に書く。そして今回は『マキコミの技術』インプレスジャパンを読み終えたので、ちょっと書いてみる。ブログで感想を書こうと呟いたら、さっそくコグレマサト(@kogure)さんからRTされて驚いた。

昨年の12月に出た『GIGAZINE 未来への暴言』でも書かれていたが、今まででは国や会社などの組織や集団でしか出来なかった事がインターネットの出現によって個人の力が最大化されており、人類の歴史上、これほど個人に大きな可能性がもたらされた時代はない、とある。またホリエモン氏もブログやTwitterさらにはメルマガ等を活用する事で個人のブランドを作りだし、上手くすれば収益を上げる事も可能だと繰り返し自身の前述メディアや著書、各種インタビュー等を通して述べているのを目にする。

そしてそのブログやTwitterを活用して自己発信を続ける事の重要性がこの『マキコミの技術』には書かれている。現に著者は以前からブログやメルマガを続けておりそれが多くの人や企業を”マキコミ・マキコマレ”繋がりを増殖させている。継続することでコンテンツを増やして、ネット上での自分の評価を上げることが大切だとあり、大変共感する。私のこのブログなんて、数年どころかたかだか半年前に始めたものだが、すこしずつではあるがアクセス数も伸びてきている(ほんのわずかだけれど)。毎日記事を書き続けていれば、それだけ多くの人の目に触れる機会も増えるし、わずかであってもネット内に自分の立ち位置を確保することにつながっているような気がする。

また、ネットでは「ギブ&テイク」ではなく「ギブ&ギブ」だ、ともあるのだが残念だがこれではちょっと弱い。何故かというと、これを読んだときに思い出したのだが勝間和代さんの『ギブの5乗の法則』(p12)というのがあるからだ。ギブの5乗、つまりギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブというわけだ。けれど言っていることは同じで、自分の持っている情報をけちらずにどんどん与えて行こう、ということだ。その情報の質や精度が高ければ、それだけ自分のブランドとしても価値も上がるであろうし、より多くの人がページを見にくるだろう。人が集まるということは、またその人達から情報を得ることにもつながるだろう。

それから本書で気になった部分は「ブログを日々書いている人がたくさんの本を読んでいたり、多くの写真を撮っていたりすることは多いもの」という文。(p76)一見ネットに依存しているように見える人ほどネットにないものがわかってるので、ネット以外から情報を得てくるとある。私はネットに依存してはいないけれど、何か情報を得るときにはやはりまとまって書かれている本をこうして読んでいるわけだ。そして、その読んで得たことについてネットに書いている。前述したGIGAZINEの本にもネット上には「情報」が溢れているが、そういった単なる「情報」を「知識」として活用するための前哨戦が今行われている真っ最中で、本当の変革はこれからだとある。これだけネット上に様々な情報があっても、実はそれではまだまだ足りないということなのだろう。そこに自分の得たことについて書くことで、けし粒程度だとしても、大きな変革へつながっていけば面白いと思う。

最近自分もブログの更新をTwitterで流し始めたが、ブログとTwitterの特性を生かして色々と書いて自己発信して行きたい。フローとストックという二種類の文章・記録方法があるとするとブログはストック、Twitterはフローの情報を乗せていきたい。