放射線廃棄物の処理について記載します。
原発周辺の今後の土地利用にもおそらく関係する事と予想します。

①放射性廃棄物は大きく3種類があります。
 ・ごく薄いもの(0.01mSv/年以下) →クリアランス制度により「再利用」
 ・低レベル廃棄物           →地下に埋設
 ・高レベル(処理後の使用済み燃料)→死ぬ程厳重に地下に埋設?
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ


②普通の廃炉なら一般ゴミにできた(98%の)廃棄物も福島第一では低レベル廃棄物になります。
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ


③どの程度の分量が「クリアランス(再利用)」できるか判りませんがこれだけの線量が
 露出した以上「0.01mSv/年」というのはかなり厳しいと思います。
 http://www.japc.co.jp/haishi/clearance.html
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ


④処理には放射化を冷ますための「一次保管」や「埋設」の為の広大な土地が必要です。
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ


⑤現状では六カ所村のドラム管100万本分(将来的にも300万本)が限度です。
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ


⑥福島第一の1~4号炉を処理するだけで軽く容量オーバーです。
 廃棄物処理の為に原発周辺の土地を利用する案は必ず出ると思います。
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ

少なくとも国は、
・東電による個別の用地買収(切り崩し)を禁止し、
・「半径」30km以内の賠償スキーム全体を見通した、
包括的な賠償・処理案を作り指導すべきと考えます。