やっと「シーベルト」に慣れたかと思ったらついに「ベクレル(Bq)」が出ました。
予想された事ですが、今後いろんな食品や水にこの単位が使われると思います。

物理の現場では時々使いますが、通常食品が放射化する心配はしないので、
この際調べておいても良さそうです。今回報道された「基準」はおそらく
「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に規定されたものと思います。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r98520000015cfn.pdf

食材の食べ方や年齢、核種の半減期、蓄積時間など考慮し場合分けされていますが、
結局いろんな食品について1年間標準的な量を食べても(比較的感度の高い)
甲状腺において「年間3mSvを越えないように」逆算されている様です。

通常の値はこちらを参照。ヨウ素はそもそも対象外ですし牛乳なら0.03Bq/L以下、
あるいは検出限界以下ぐらいですので300Bq/Lを越えるのは確かに高いとも言えます。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index

どうやら「1年分あれこれ食べても年間の内部被曝が50mSv以下になるように」
という基準の様です。厳しすぎると言われていますが内部被曝50mSvは私には
小さいとは思えないのですが、、、。汗
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放射能測定マニュアルから飲食物の制限値のページを抜き出します。
野菜については今のところは表面の付着物だと思いますが今後は
土壌などにも蓄積し非常に長期間気を使うことになるだろうと思います。

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「1年間食べ続けた場合CT一回、、、」という時の1日あたりの摂取量を載せます。
毎日こんなにバランス良く食べたら健康的だな~などと眺めてしまいます。
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「1ベクレルの食べ物を摂取すると、これくらい内部被曝するだろう」と計算する
場合の換算係数。今のところヨウ素。そのうちセシウムが検出されるでしょう。
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