福島第一原発の事故による放射線リスクについて前回記事に書きました。
http://ameblo.jp/study2007/entry-10831764124.html
原発作業員などの方が浴びる100mSv/h程度の線量率とは違い、
10万人単位の公衆が浴びる1mSv/h以下の被曝は「避けるべきかも?」という内容です。
1.では何km離れれば「殆ど」ではなく「充分」安全なのでしょうか?
また水や野菜は大丈夫でしょうか?
→私の理解では(3月18日午前時点で)100km離れていれば
充分と思います。理由は0.1μSv/h以下だからです。
水や野菜も大丈夫だと考えます。避難は必要はないと思います。
この低線量なら本当に足し算しなくていいか?管理された科学的な評価は私は知りません。
ですが、人間は微生物の頃から0.05~0.2μSv/h程度の環境で生きてきました。
もし放射線に対する生体防御が一切なければとっくに全滅してるはずです。
「人類が今まで生きてこれた事」こそが最も強力で確実な「証拠」だと考えます。
これは米軍やフランス大使館や東大教授の想像などよりも遥かに、客観的で普遍的で
再現性のある「事実」なはずです。水戸より南、仙台より北は安全と考えます。
2~3時間ぐらい1μSv/hを越えても1日の大部分が0.1μSv/hレベルなら問題ないと思います。
2.では20kmから100kmの住民はどうすればいいのでしょうか?
そのエリアには立ち入りは禁止ですか?
→取りあえずは屋内退避を推奨します(外出を控える)。
巡回車のデータを注視し平均して10μSv/hを越え続けるようなら
妊婦と子供は「早めの春休み」を検討してもいいかも知れません。
10μSv/h程度なら1ヶ月くらい居ても「殆ど」問題ないと考えます。
この「殆ど」とは10万人中40人程度の健康リスクという計算値を意味します。
米国やイギリスは「殆ど」も防ぐという立場なのだと想像します。
下図は原発から169km地点のつくば市の放射線エリアモニターの推移です。
http://www.kek.jp/quake/radmonitor/index.html
放射線量率が野外(極めてしょぼいプレハブ)で一時的に0.6μSv/hに上昇
しましたが屋内(普通のビルの1階)では落ち着いていることが判ります。
屋内退避は放射化物をやりすごすのに大変な効果があります
(1/10ぐらいになると考えられています)
3.避難するとして期間はどれくらいですか?
→1~2週間ぐらいで退避期間の見当がつくと思います。
格納容器についての最悪のシナリオは既に起こったと思います。これだけで
あれば10km圏外については避難も屋内退避も1~2ヶ月で解除されるはずだった
と想定していました。ですが、より大きな問題は燃料プールだと思います。
温度上昇は1日4~6℃程度?の様です。作業が功を奏さなければ1~2週間で燃料棒
が溶け出す可能性があります。その場合は数ヶ月から年単位の期間を要すると思います。
10km~100km圏内の環境がどうなるか?今後どうすれば良いのかは燃料プールに向けた
放水作業に掛かっています。
最悪の場合、漏れ出した使用済み燃料になんとか手が出せるレベルに下がるまで
2年程度かかる可能性があります。(東電にデータを貰わないと正確にはわかりませんが)
また遮蔽作業ができるかどうかにより、半径何kmが退避地域になるか決まると思います。
ですが、そういった「最悪のシナリオ②」になったとしても、
・半径100km以遠は大丈夫、かつ
・半径100km以内で避難する場合も1~2ヶ月の時間的余裕がある
と考えます。
今後状況が変わるようであれば、またブログで緊急情報として記載する予定です。
あくまで個人的な見解ですが、判断のための一助になれば幸いです。
http://ameblo.jp/study2007/entry-10831764124.html
原発作業員などの方が浴びる100mSv/h程度の線量率とは違い、
10万人単位の公衆が浴びる1mSv/h以下の被曝は「避けるべきかも?」という内容です。
1.では何km離れれば「殆ど」ではなく「充分」安全なのでしょうか?
また水や野菜は大丈夫でしょうか?
→私の理解では(3月18日午前時点で)100km離れていれば
充分と思います。理由は0.1μSv/h以下だからです。
水や野菜も大丈夫だと考えます。避難は必要はないと思います。
この低線量なら本当に足し算しなくていいか?管理された科学的な評価は私は知りません。
ですが、人間は微生物の頃から0.05~0.2μSv/h程度の環境で生きてきました。
もし放射線に対する生体防御が一切なければとっくに全滅してるはずです。
「人類が今まで生きてこれた事」こそが最も強力で確実な「証拠」だと考えます。
これは米軍やフランス大使館や東大教授の想像などよりも遥かに、客観的で普遍的で
再現性のある「事実」なはずです。水戸より南、仙台より北は安全と考えます。
2~3時間ぐらい1μSv/hを越えても1日の大部分が0.1μSv/hレベルなら問題ないと思います。
2.では20kmから100kmの住民はどうすればいいのでしょうか?
そのエリアには立ち入りは禁止ですか?
→取りあえずは屋内退避を推奨します(外出を控える)。
巡回車のデータを注視し平均して10μSv/hを越え続けるようなら
妊婦と子供は「早めの春休み」を検討してもいいかも知れません。
10μSv/h程度なら1ヶ月くらい居ても「殆ど」問題ないと考えます。
この「殆ど」とは10万人中40人程度の健康リスクという計算値を意味します。
米国やイギリスは「殆ど」も防ぐという立場なのだと想像します。
下図は原発から169km地点のつくば市の放射線エリアモニターの推移です。
http://www.kek.jp/quake/radmonitor/index.html
放射線量率が野外(極めてしょぼいプレハブ)で一時的に0.6μSv/hに上昇
しましたが屋内(普通のビルの1階)では落ち着いていることが判ります。
屋内退避は放射化物をやりすごすのに大変な効果があります
(1/10ぐらいになると考えられています)
3.避難するとして期間はどれくらいですか?
→1~2週間ぐらいで退避期間の見当がつくと思います。
格納容器についての最悪のシナリオは既に起こったと思います。これだけで
あれば10km圏外については避難も屋内退避も1~2ヶ月で解除されるはずだった
と想定していました。ですが、より大きな問題は燃料プールだと思います。
温度上昇は1日4~6℃程度?の様です。作業が功を奏さなければ1~2週間で燃料棒
が溶け出す可能性があります。その場合は数ヶ月から年単位の期間を要すると思います。
10km~100km圏内の環境がどうなるか?今後どうすれば良いのかは燃料プールに向けた
放水作業に掛かっています。
最悪の場合、漏れ出した使用済み燃料になんとか手が出せるレベルに下がるまで
2年程度かかる可能性があります。(東電にデータを貰わないと正確にはわかりませんが)
また遮蔽作業ができるかどうかにより、半径何kmが退避地域になるか決まると思います。
ですが、そういった「最悪のシナリオ②」になったとしても、
・半径100km以遠は大丈夫、かつ
・半径100km以内で避難する場合も1~2ヶ月の時間的余裕がある
と考えます。
今後状況が変わるようであれば、またブログで緊急情報として記載する予定です。
あくまで個人的な見解ですが、判断のための一助になれば幸いです。