EGFR変異がない、非小細胞肺癌への分子標的剤として
c-MET、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害剤であるクリゾチニブ(PF-02341066)
が有効との報道がありましたのでメモしておきます。
私自身は実際の投与例を1例も知りませんので実際の感触はわかりませんが、
イレッサが適応にならないファーストラインもしくはセカンドライン後の
肺癌患者は治験参加を検討する価値がありそうです。
ALK陽性患者の特徴としては、
・若年発症の肺腺癌
・非喫煙者
・非EGRF変異
患者があげられるそうです。
ただ、ALK変異は非小細胞肺癌患者の3~5%程度しか見られないそうなので、
遺伝子検査を行っても、大半の人は「空振り」になると思われますが、、、。
奏効率は六割近いとの事ですので、イレッサ同様「当たるとでかそう」です。
原著論文はこちら
Anaplastic Lymphoma Kinase Inhibition in Non–Small-Cell Lung Cancer
N Engl J Med 2010;363:1693-703.
判りやすい日本語の解説分はこちら
http://pulmonary.exblog.jp/13520289/
ファイザーのプレスリリースはこちら
クリゾチニブ〔 Crizotinib (PF-02341066)〕ALK陽性進行非小細胞肺癌の過半数の患者に奏効
拡大コホートフェーズ1試験の結果がニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン 誌に掲載
世界初のALK阻害剤、フェーズ3へ開発加速
中外製薬も同様の作用機序をもつ分子標的剤AF802の臨床試験を開始した
との報道があります。日経メディカルの記事はこちら
中外が非小細胞肺癌対象にALK阻害剤の治験を開始
がんセンターの治験情報にも載ってないようですし、ファイザーか中外(ロシュ)
の日本法人にでも電話して実施病院を聞くのが早そうです。
ご関心の有る方は問い合わせてみては如何でしょうか。
c-MET、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害剤であるクリゾチニブ(PF-02341066)
が有効との報道がありましたのでメモしておきます。
私自身は実際の投与例を1例も知りませんので実際の感触はわかりませんが、
イレッサが適応にならないファーストラインもしくはセカンドライン後の
肺癌患者は治験参加を検討する価値がありそうです。
ALK陽性患者の特徴としては、
・若年発症の肺腺癌
・非喫煙者
・非EGRF変異
患者があげられるそうです。
ただ、ALK変異は非小細胞肺癌患者の3~5%程度しか見られないそうなので、
遺伝子検査を行っても、大半の人は「空振り」になると思われますが、、、。
奏効率は六割近いとの事ですので、イレッサ同様「当たるとでかそう」です。
原著論文はこちら
Anaplastic Lymphoma Kinase Inhibition in Non–Small-Cell Lung Cancer
N Engl J Med 2010;363:1693-703.
判りやすい日本語の解説分はこちら
http://pulmonary.exblog.jp/13520289/
ファイザーのプレスリリースはこちら
クリゾチニブ〔 Crizotinib (PF-02341066)〕ALK陽性進行非小細胞肺癌の過半数の患者に奏効
拡大コホートフェーズ1試験の結果がニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン 誌に掲載
世界初のALK阻害剤、フェーズ3へ開発加速
中外製薬も同様の作用機序をもつ分子標的剤AF802の臨床試験を開始した
との報道があります。日経メディカルの記事はこちら
中外が非小細胞肺癌対象にALK阻害剤の治験を開始
がんセンターの治験情報にも載ってないようですし、ファイザーか中外(ロシュ)
の日本法人にでも電話して実施病院を聞くのが早そうです。
ご関心の有る方は問い合わせてみては如何でしょうか。