オシムが珍しく褒めた。もちろん、その言及はすべて正しい。イングランド戦はやるべき事を
やった。やれた。ただし、オシムも言う様に結局60分で終わるのは変わらなかった。

前半に点が入り、キーパーがファインセーブを連発、相手チームはスローペース、、
これ以上の展開はなかった。にも関わらず持ちこたえられない。負けるべくして負ける。

阿部が、トゥーリオが、、と言った組み合わせや考え方でカバーできる差では無い事が
直前に再確認された様に思う。「結局は辺野古」と同じで「元々の結論」に戻っただけと思う。

出場国中すべてに劣っている日本が格上チームと3連戦を乗り切る為にはカッコをつけている
余裕はないと思われる。強力な抗癌剤治療に際し「自分らしく」とか「根性で」などと
いった精神論は通常、全く通用しない。休養、栄養、睡眠に全力を注ぐべきである。

繰り返しになるが、岡ちゃんは農業への転進など考えずに、ひたすら守備に徹し、
「目的地まで辿り着ける」ルートとペースを考え抜いてほしい。
「ベタ引きで這いつくばってでも粘る」のはどんな仕事でも必要なことだと思う。

study2007