「検診」については、私的にはどの辺りが最適値なのか未だ結論が出ないままでいる。
が、小澤征爾さんが(癌患者のオアシス)聖路加病院?で早期食道癌を発見したとの事
なので現状の「人間ドック」について整理してみる。
まず、日本人間ドック学会のHPに載っている検診メニュー。普通はこんな感じ?
相場は決して教えてくれないが日帰りだと大体2~6万円?検査項目も「自由」診療。
<1日コース>
・身体計測、血圧、心電図、眼、聴力
・肺機能検査、胸部X線
・上部消化管X線、腹部超音波
・血液検査(腫瘍マーカー無し)、尿検査、便潜血
・内科検診
<2日コース>
上記に加え、
・直腸診
・子宮頸部細胞診
<オプション>
・乳腺、前立腺、C型肝炎
ガイドライン?では肺CTはオプション設定すらない。日帰りコースで癌が見つかれば
それは「偶然」。潜血が出てくれれば大腸癌くらいは見つかるかも??いずれにせよ癌に
ついては殆ど効果が無い上「人間ドックを受けたから大丈夫」という誤解を与えるだけ。
次に小澤征爾さんも受けた?聖路加病院の「人間ドック」。成る程、さすが、という感じ。
<予防センターでの日帰りコース>
・身体計測、内科診察、尿一般検査、便潜血(2日法)、血液検査(マーカー無し)
・甲状腺機能検査 TSH、FT4
・血圧、心電図、眼底、眼圧、視力、聴力、肺機能
・胸部X線検査、胸部CT検査(50歳以上)
・上部消化管X線検査、もしくは上部消化管内視鏡検査(*生検は保険診療)、腹部超音波検査
・子宮頚部細胞診、婦人科診察、乳房自己触診指導
・骨密度検査
<オプション>
・マンモグラフィー、胸部CT、喀痰、大腸内視鏡など
腫瘍マーカーは入らないものの肺CTなどがオプションに入っており「まあまあ」。
(造影剤には1万人に数人くらい重篤な副作用があり得る為、基本コースに入れにくい?)
<2日間特別ドック>
・検温・診察・身体計測・血圧・脈拍・検尿・検便・血液検査(腫瘍マーカーあり)
・安静時心電図・運動負荷心電図・肺機能検査・胸部X線検査
・腹部超音波・内視鏡検査(上部消化管または下部消化管)
・各科診察
2日目 検温・血圧・脈拍・結果診察
<オプション>
・脳ドック、胸部CT、HIV
実質的に「オプションも受けなさい」というスケジュール。「かなり充実」している。
仮に1週間コースになると肺CTや前立腺、乳房X線(マンモグラフィー)も加わる。
大腸内視鏡がオプションな事とPETが無い事以外は理想に近い。
ただし、料金もハンパ無く、最低限の胸部CTと大腸内視鏡を含むと
・日帰りコースでも結局11~12万円
・2日コースだと27~28万円(脳MRI含む)
・1週間コースに至っては67万円!
50歳から70歳まで毎年1週間コースを受けると総額1340万円。
さすが医者の守護聖人「聖ルカ」病院。
小澤征爾さんの隣の医師の笑顔が非常に印象的であった、、、。
ちなみに内視鏡で取れれば2~3週間くらいで退院できるかも知れない?
ただ7月まで休養ということは追加で何かやるのかも、、??いずれにせよ、
国宝が失われることは避けられそうである。検診の重要性を再認識させられる。
一方で、今の日本で何の自覚症状もない40~50代の社会人が20万円の
自己負担で、2日間休暇を取って「人間ドック」に行けるものだろうか?
そもそも貧乏な庶民が受ける「人間ドック」とゴルゴ13並の「人間ドック」は
全くの別モノであり、同じ名称で呼ぶこと自体にも問題がありそうである。
検査項目についても合理的な指針があるとは思えない。、、考え続けることにしたい。
が、小澤征爾さんが(癌患者のオアシス)聖路加病院?で早期食道癌を発見したとの事
なので現状の「人間ドック」について整理してみる。
まず、日本人間ドック学会のHPに載っている検診メニュー。普通はこんな感じ?
相場は決して教えてくれないが日帰りだと大体2~6万円?検査項目も「自由」診療。
<1日コース>
・身体計測、血圧、心電図、眼、聴力
・肺機能検査、胸部X線
・上部消化管X線、腹部超音波
・血液検査(腫瘍マーカー無し)、尿検査、便潜血
・内科検診
<2日コース>
上記に加え、
・直腸診
・子宮頸部細胞診
<オプション>
・乳腺、前立腺、C型肝炎
ガイドライン?では肺CTはオプション設定すらない。日帰りコースで癌が見つかれば
それは「偶然」。潜血が出てくれれば大腸癌くらいは見つかるかも??いずれにせよ癌に
ついては殆ど効果が無い上「人間ドックを受けたから大丈夫」という誤解を与えるだけ。
次に小澤征爾さんも受けた?聖路加病院の「人間ドック」。成る程、さすが、という感じ。
<予防センターでの日帰りコース>
・身体計測、内科診察、尿一般検査、便潜血(2日法)、血液検査(マーカー無し)
・甲状腺機能検査 TSH、FT4
・血圧、心電図、眼底、眼圧、視力、聴力、肺機能
・胸部X線検査、胸部CT検査(50歳以上)
・上部消化管X線検査、もしくは上部消化管内視鏡検査(*生検は保険診療)、腹部超音波検査
・子宮頚部細胞診、婦人科診察、乳房自己触診指導
・骨密度検査
<オプション>
・マンモグラフィー、胸部CT、喀痰、大腸内視鏡など
腫瘍マーカーは入らないものの肺CTなどがオプションに入っており「まあまあ」。
(造影剤には1万人に数人くらい重篤な副作用があり得る為、基本コースに入れにくい?)
<2日間特別ドック>
・検温・診察・身体計測・血圧・脈拍・検尿・検便・血液検査(腫瘍マーカーあり)
・安静時心電図・運動負荷心電図・肺機能検査・胸部X線検査
・腹部超音波・内視鏡検査(上部消化管または下部消化管)
・各科診察
2日目 検温・血圧・脈拍・結果診察
<オプション>
・脳ドック、胸部CT、HIV
実質的に「オプションも受けなさい」というスケジュール。「かなり充実」している。
仮に1週間コースになると肺CTや前立腺、乳房X線(マンモグラフィー)も加わる。
大腸内視鏡がオプションな事とPETが無い事以外は理想に近い。
ただし、料金もハンパ無く、最低限の胸部CTと大腸内視鏡を含むと
・日帰りコースでも結局11~12万円
・2日コースだと27~28万円(脳MRI含む)
・1週間コースに至っては67万円!
50歳から70歳まで毎年1週間コースを受けると総額1340万円。
さすが医者の守護聖人「聖ルカ」病院。
小澤征爾さんの隣の医師の笑顔が非常に印象的であった、、、。
ちなみに内視鏡で取れれば2~3週間くらいで退院できるかも知れない?
ただ7月まで休養ということは追加で何かやるのかも、、??いずれにせよ、
国宝が失われることは避けられそうである。検診の重要性を再認識させられる。
一方で、今の日本で何の自覚症状もない40~50代の社会人が20万円の
自己負担で、2日間休暇を取って「人間ドック」に行けるものだろうか?
そもそも貧乏な庶民が受ける「人間ドック」とゴルゴ13並の「人間ドック」は
全くの別モノであり、同じ名称で呼ぶこと自体にも問題がありそうである。
検査項目についても合理的な指針があるとは思えない。、、考え続けることにしたい。