私は韓国や中国の映画やドラマが昔から嫌いで滅多に見ない。時代錯誤的な演技と、
「アホみたいな筋書き」に耐えられず、昨今の韓流ブームもヘドが出るほどである。
随分昔に「冬のソナタ」がNHKで放映された時も偶然15分ぐらい見て、完全に呆れた。

が、8月頃?病院で抗癌剤をやってる時に偶然「宮廷女官チャングムの誓い」を見た。
TBSの再放送で、まだチャングムが宮中に上がってすぐの頃、「黄砂」のくだり、、あたり。
が、どういう訳かこれが異常に面白い。DVDを全巻買うか今悩んでいる程である。
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ-cyangumu

ハン・サングンが最高サングンになったあたりで最終回かと思ってたら、
アヒルの冤罪で大逆罪に!済州島に島流しになり道中で力尽きて死んでしまう。

この段階でやっと「前半」が終わった程度らしく?ストーリーの厚みに驚かされてしまう。
先週の放送で遂にチャングムは「宮中の医女」に合格した。その時のシン教授の「教え」は、

(チャングム):「知識があるからと、畏れを抱くこと無く、思い上がっておりました、、」
(シン教授 ):「、、、、これで悟ったと錯覚するな。人間そう簡単に変われるものでは無い。
         特に聡明な者ほどそうだ。医者は聡明な人間ではなく深みのある人間が良い。
         深みを持て。骨に刻み、血に流れる様にせよ。」

むーーん、なんと含蓄のあるセリフな事か。
医師国家試験でも是非シン教授に面接して頂きたい。恐らく9割くらいは落第しそうである。

医師不足、混合診療(保険外併用療養費制度)、国内未承認薬、国民医療費削減、、、。
癌患者なら誰でも感じる疑問・問題を今後数回に渡り思いつくままに記載してみる。

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ちなみに、余りに面白いので奥さんに教えたところ「とっくの昔に観た」との事。
悔しいので九州の母親に電話するも「とっくに観た。BSでも地上波でも観た」とのこと。
観てなかったのは私だけだったらしい、、、。