最近スーザン・ボイルという人が英国のオーディション番組に出て話題になっている。
YouTubeやテレビでも取り上げられているが、何故だか私的にはイマイチ、、、。

実はつい先週、同番組の決勝大会?で2007年に優勝したポール・ポッツを知った。
「今さら、、」という感じだが、偶然テレビで特集されていた。近々来日するらしい。

なにがどう違うのか判らないが、こちらは圧倒的にリアリティーがある。
当然番組制作者の意図や計算もあるとは思うが、たぶんその「枠」を超えている。

いずれにせよ、埋もれた才能というのは、こういう番組でしか日の目を見ないモノらしい。
面白いのは二人とも不遇な環境で過ごしながら、教会で歌に出会っていること。

中世ではヨーロッパでも日本でも文化や学問、教育のかなりの部分を宗教施設が担った。
場合によっては雑賀衆や根來衆の様に、最先端の兵器産業や傭兵部隊すら「宗教団体」
によって運営されている。

セーフティーネットからこぼれた階層を労働力としてくみ上げるシステムとして
「宗教」の役割は大きかったし、近世でのそれは「社会主義」だったのかも知れない。

ここ20年程は「良く考えたら、くみ上げるのも無駄なので海外進出だ」という流れ
の様だったが、内需があまりにも細くなり、なかなか回復基調に乗れないでいる。

私的には「エコの流行」は偽善的で気に入らないが、
・エコカー助成には賛成である。(エコポイントには大反対)
・同様にエコ電力への助成も当然すべきだろう。
・エコ家電へのポイント付加は反対である。
・介護報酬の加算には賛成だが、景気浮揚を期待するのはスジ違いだろう。
・住宅建設を条件とした相続税減税は論外。最低限の知能とモラルも無くなった様である。
・高速道路は明日にでも全面無料化すべき。
・重粒子、高額検査機器を含む医療用具・サービスの商品化の推進。
・農業「会社」の解禁。
・道州制、地方分権は理想に近いかも知れないが、地方公務員の80%は要入れ替え?
、、、、、キリがないので止めますが。

こうして考えても確かに「オペラ歌手の育成」はかなり後回し、という感じですな。

<ポール・ポッツ発見の瞬間>
女優の審査員に至っては「カエルが王子に変身、、、」とか言ってやがるし、、


<決勝大会の様子。相当ベタな番組らしい?、、>