本ブログは治療「内容」の紹介が主な目的なので、がんセンターの主治医については
あまり言及して来なかった。公的機関の職員ではあるが非管理職だったので人物特定もしていない。
私は「能力のある医師」と評価しているが、ご判断は読者それぞれにお任せする。

当ブログは私目線で書かれている為、私の意見が通った場面が幾つか登場するが、
実際には私と主治医の判断は、恐らく90%以上は一致したと思う。通常は殆どモメない。

残り10%のうち5%ぐらいは「両者ともに判らない」事であったと思う。
最後の5%のうち、3%は主治医が正しく、2%は私が正しかった、、、という感じだったと思う。

通常の仕事でも合理的、効率的に議論を行うと、こういう比率になると思う。
重要な事の1つは「判らない5%」を正しく「判らない」と共通認識する事だと思う。

私が主治医より優位だった2%は主に放射線や統計、データ処理などの分野であるし、
癌や抗癌剤については主治医に圧倒的なアドバンテージがあった。

が、この「2% vs 3%」のせめぎ合いはお互いの性格が似ている事もあり、かなり揉めた。
看護師やレジデントがケンカをしていると勘違いし、確認に来ることもあった。
(勿論、他の患者には一貫して親切・丁寧な事は主治医の名誉の為に保証します、、)


ただ、実は私の主治医は現在は、がんセンター中央病院から異動し、
既に他病院に移っています(東病院でもありません)。

大した問題ではないので触れずにいましたが、万一、本ブログを見てがんセンター中央病院を
検討する患者さんが居ると問題なので、念のため御報告する事に致しました。