2007年4月16日月曜、23日月曜:
投与から1週間目、2週間目の胸部レントゲンの結果、明らかな縮小が認められる。
1週目:原発、辺長約70mmが約65mmに。転移巣、径約35mmが33mm程度。
2週目:原発、約60mmへ。転移巣は約30mmになる。

レジデント君と私は「期待できる。凄い!」などの感想を持ったが、主治医の評価は

1週目:「(作用機序と排出速度から考えると)効果が出るのは数週後から。判断保留」
2週目:「画像上、腫瘍増大が無いことは認められる。しかしながら胸部X線の目的は
    あくまでも有害事象が起こっていない事の確認。効果についての確定診断は
    6週後のCT検査で行う」というモノ。

専門医として申し分ない判断・指示である。ただし「測定」に関しては私にもプロと
しての自負がある。X線は散乱される為、当然分解能は悪く10mm以下の腫瘍は判断
が困難とされている。しかしながら対象が明確に判別されており、かつ画像全体の
バックグランドを正しく補正すれば、1~2mmの「相対的な」形状変化も評価可能と
考えられる。

一見、ノイズだらけで何も見えない信号からも周波数解析や平均化を行うことで、
科学的に有意な評価は充分に可能なのである。

今回の結果から、自分には抗癌剤の適用が有ることが(非公式ながら)確認された。
また、Day3から時々起こっていた、胸、肺の「ちくちく感、ムズムズ感」が、
悪い兆候では無く、「改善方向の自覚症状」である可能性が出てきた。

2コースまでは続ける決心の抗癌剤治療であるが、場合によっては4コースまで
継続する可能性が出てきた。体力(血液)の維持・管理法を見直す事にした。