教師力
ふと・・・最近のニュースを見て、中学時代の理科の先生を思い出した。
最近の「中学受験」の過熱ぶりをみて思うことは、公立中学の教育力の低下・荒廃によるところが大きい・・・。具体的には、平成14年から始まった学校完全週5日制(要するに週休2日制)やゆとり教育の導入による授業時間数の減少など。
授業時間数の減少は、授業の進捗など、教師に何かと負担かけるに違いない。
少し前であれば、何となく近くの公立中学へ行っても、充分に良い授業が受けられていた・・・ような気がする。
私(編集部N)の場合、30年前の話だが、中学の理科の授業が熱かった。
「貸そう、かな、まあ、当てにするな、ひどすぎる、借金、金(カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄、ニッケル、スズ、鉛、(水素)、銅、水銀、銀、白金、金)」
イオン化反応(酸化)しやすい元素記号順を、理科担当の先生の楽しい抑揚やリズムに合わせて暗誦していたことを覚えている。
よくは覚えていないけれど、実験も良くやっていた気がするし、先生が書いた黒板の文字や図をそのまま写すだけでも所謂「良いノート」(後から~大体が試験前夜~見るとテストのヤマが張れそうな覚えやすいノート)になるという楽しくて為になる授業だった。
その先生は、しかもイケメンだったので女子生徒に人気があったのはもちろん、男子にも好感をもたれていた。彼は、授業中や休み時間に素行の悪い生徒を捕まえては、時には泣きながら彼らと話をしていた。
やはり、良い教育とは「教師力」なのかもしれない。
子どもたちにあった中学校選びを応援する中学受験の「スタディ」