泉陽高校というのは、与謝野晶子の出身校でもあり、1900年に堺市立高等女学校として開校された非常に歴史のある名門校です。
そのような歴史的な経緯により女子に人気がある様子でした。共学化されてから、かなりの年数を経ていたこともあり、男子にも人気のある高校でした。
校舎はやや古い感じでしたが、高校を紹介してくれる先輩が、いわゆる爽やか系イケメンなお兄さんという感じで、かなり良い印象を持ちました。テニスをしているのも見ることができました。
校風としてスマートなイメージがあり、非常に憧れを抱きましたが、現状の学力判定的にはE判定と、全く門前払いな状況でした。
なんとかして泉陽高校に入りたいなというモチベーションが生じてきたのでした。
なにしろ自転車で通学できる圏内ですし、通学経路に堺東という繁華街を通るので、遊ぶ場所にも困らない。これはなんという立地の良さだろうかと感激したのでした。
残る見学校は、南大阪のトップ校として燦然と輝く名門中の名門、三国丘高校です。
それまではどんな高校があるのかも知らないぐらい、進学に対して興味や意欲が薄かったため、場所も知らず、何かの書類には三国ヶ丘高校と記入して、担任の先生に訂正されたり、誤りを友人から指摘されるなど、かなりのポンコツっぷりを発揮していました。
さてと、自転車に乗って現地に到着してみると、これが本当に近い。今まで見学した高校と比較にならないぐらい最寄りということが判明しました。
何か、門からオシャレですね。
門からは完成したばかりの新館が見えており、これがまた超かっこいいではありませんか。
自分がE判定の下限よりもさらに下の欄外の学力水準にあることをすっかり忘れていました。
先輩の学校紹介などの記憶は全くなく、ただひたすら、立地の良さ、校門から新館を望む絵の良さが深々と心に刺さって帰宅したのでした。