仕事が辛くて仕方ないときが、結構、ある。

依頼者との関係、相手方との関係、事件そのものの様々なレベルでの困難さ、職場の人間関係、同業者の関係、経済的問題。

傷ついたり、焦ったり、怒ったり、うんざりしたり、自己嫌悪に陥ったり、無気力になったり。


それでも、仕事に救われることもある。

事件が上手く解決した時はもちろん、解決前の段階でも、依頼者の人生に、ほんの一筋の光明を示すことができた時は、この仕事をやっていて良かったなあと思う。

私の言葉はきれいごとかもしれないけれど。

人は、希望を失ってしまったら、生きていけないから。
そして、依頼者が希望を抱く手助けをすることで、私も救われるのだ。

良い感情の循環を増やしていきたいな。
金子みすゞの詩のように。