さとうです!
強化ゼミ 第三回目の課題図書その②!
レポ記事です!
「話す」についての本は数多いですが
「聞く」行為の奥深さを教えてくれる一冊はなかなかない。
聞く技術を、どこで、誰に、どのように使うか。
コミュニケーションのあらゆる場面で応用できる内容です。
お茶室の気遣いの話や
歌舞伎の掛け声の話
著者東山さんの教養の深さを随所に感じます。
特に印象的だったのが、終盤の
「沈黙と間について」の、実際のカウンセリング事例。
「自分とは何かが分からなくなった」という悩みの青年との会話。
事例は本二頁に書かれているのですが、沈黙の行が多く、その二頁を話すのに20分かかったというもの。
聞き手であるカウンセラーも言葉は返しますが
・うん
・へえ
・なるほど
・そうだね
ではない
かといってポジティブでもネガティブでもない
相手に寄り添うけど
決めつけもしない
聞くことの奥深さが凄いです。
簡単にはできないので
まずは「そうなんだね」でしっかり受け止める が基本だと思います。
でもそれも
ただ言葉を返せばいいわけではない。
積極的に聞いて
相手に合わせて返す。
「相手の鏡となる」という表現が出てくるのですが
鏡とは、無反応でも、ただの模倣でもなく
相手が投げたボールにふさわしい形で返すこと。
これが難しい。
また、子育てをしている身として刺さる部分もありました。
子どもが「遊んで」「話を聞いて」と来る時は
だいたい、大人が忙しい時。
子どもは
「目の前の忙しい仕事よりも、自分を大事にしてくれるか」
を見ている。
愛する人を優先しているか
それを感じ取っている。
相手が望むタイミングで
望むことを
望むだけしてあげる。
これもまた
「聞く技術」の一部だという箇所がありました。
職場や大人相手には意識しても
子どもや家族には雑になっているところがあるので
これはちょっと反省しました。
聞く技術は
人間関係を円滑にするためのスキルだけど
根底にあるのは
相手への心遣い
もてなす心
「相手がいるからこその自分」という感覚
聞き手に徹することができる人は、美しい。
自分、自分、にならない人の美しさ。
自分が本を読んでいたり、
宿題をしている時に限って、
旦那さんや子どもが
話しかけてくることって、よくあると思いますが
その時に
一旦本を閉じて
相手を見て
「聞くこと」に集中できるか。
きちんと聞く人は、美しい。
ながら聞きは、美しくない。
コツコツと聞くスキルを磨いて
美しいコミュニケーションを日々行っていきたいなと思いました。

