私が提示する「固定費支援モデル」を始めるためには、いくつかの前提条件を期限とした6年以内にクリアしなければなりません。
それらがクリアできなければ、どっちみち泥船を造船するだけなので、そんなものは初めから存在しない方が世の為です。
しかし、すべての前提条件に最低ラインは設けても終わりの基準がありません。
なので、じっくり、ゆっくり、期限満期までできるだけ高水準を目指さなければなりません。
「早くこのモデルを実施したい」
「早く独立したい」
若気の至りとはよく言ったモノ。長い目で見れば一瞬の強欲がこのモデルを完膚なきまでに粉砕すると予感しています。
だからこそ、どっしりと構えながら一歩一歩着実に進むスピード感が大事なのだと思うのです。
「絶好のタイミングを逃すかもしれない」
「少しくらい準備が足りなくても、今やった方が良い」
違うのです。そういうことじゃないのです。
強いて言うなら、絶好のタイミングとは決断したその時だけを言う言葉です。
私は6年後に独立すると決めました。だから、そのタイミングが絶好のタイミングなのです。
それより早いタイミングは、チャンスに見えた私の心の焦りでしかありません。
焦りは、心の余裕を奪います。最大パフォーマンスの決断ができなくなります。
だからこそ、私は焦っちゃいけないんです。
アレクサンドル・デュマ・ペールによる小説「モンテ・クリスト伯」の中でも特に有名な一節
「待て、然して希望せよ」
この言葉から教訓を得た私は、敢えてこの言葉を借りたうえで自分の言葉を座右の銘にしたいです。
焦るな、然して希望せよ。
焦燥は視野を曇らせ、歩みを乱す。
希望は灯であり、進む力である。
道は見えなくとも、心が静かであれば進める。
願いを手放さず、今を積み重ねよ。
この言葉には、いくつかの思いが込められています。
「待て」ではなく「焦るな」とした点に、単なる忍耐ではなく、“自分のテンポで進めばいい”という思い、私がこれから作り上げるモノの為の心構えを込めました。
今後も、この言葉を使っていこうと思います。
こうした言葉と共に、自分の進む道を着実に歩んでいく決意を新たにしながら、1歩ずつ着実に前進していきます。
6年後のその日まで、何度でも立ち上がり、何度でも歩みを進めていきます。
その過程こそが、このモデルを支える力になると信じて。