実際に携わったのは親戚のADHDの症状のお子さんでした。
この病気は注意欠如多動性障害というもので、家庭教育においてポイントにすべきは、注意不足、集中力不足をどう補っていくのかという点になります。
 

小学4年生の男の子ですが、ケアレスミスが多いのが特徴で、勉強に集中できないことが問題になる子でした。
また、多動性や衝動性の問題もポイントになると思います。
 

この子の場合はいわゆる落ち着きがなく、学習机にじっと座っていることが苦手な子でした。
児童期には比較的見られるのですが、すぐカッカしてしまいます。
ですが、決して悲観的になることはなく、1クラス30人程度の児童がいる中、発達障害の傾向がある児童数もわりかし少なくありません。

1クラスに1人はいるので、じっくりお子さんと向き合うことを優先させたほうがいいと思います。
 

ADHDの場合、宿題をする際も歩き回るなどの多動の症状が現れますが、年齢とともに少なくなりました。
家庭学習においては、『どうしてこんなことも分からないの』と、ネガティブな言葉で叱ってしまわないことに努めましょう。
その場の雰囲気も険悪になってしまいますから、勉強が見に入らなくなります。
ADHDの症状そのものは、学校の成績に直接影響するものではないと感じています。
知能が低いワケではありません。
ただ、じっとしていることができないだけ、集中力が跡切れ跡切れになるだけです。
 

実際に有名学校を卒業している方もいます。
今は、症状によって集中力が続かずに学習に支障があるなら、私の場合は薬を使うことで改善させることもアリだと思っています。
もちろん、医師と相談をするのですが、親は症状を理解しているので、あとはお子さんにしっかり向き合うだけだと思います。
家庭学習では、得意・不得意を見極めていくことも重要になってきます。
集中できているタイミングで不得意な問題をしっかり教えるようにしていますし、集中力が切れかかった状態では身に入らないので、聞き流すだけに置き換えています。
 

英語などは特に、聞き流すだけでも耳に残っているようで、次第に流れてくる英単語を耳コピーしたように話すので、そのタイミングでしっかり褒めるようにしています。
集中力があるタイミング、ここで難しい問題が解けるなら、ご褒美を与えるとさらにやる気を出してくれる子です。
難しいから上の空になりがち、そこはイラストなどで解りやすく解説するようにもしています。