小学校に入学する前に「ひらがなくらいは読めた方が良いよ」と言う人もいれば、わざわざ家庭学習までして親が教える必要はないと言う専門家もいます。いったいどっちが正解なのかと、迷うことでしょう。

しかし、うちの息子は「これってなんて書いてあるの?」と聞いてくることがあったので、字が読めるようになりたいと思っているのかな?と推測して、小学校に入る前に教えてみても良いかな?と考えました。

家庭学習で親が教えるとなると、どのように教えたら良いのか?これも難しいと思います。

うちの息子の場合は空間認知能力が低かったので、目で見て字を書くということは難しいだろうな、と思いました。
 

そこで、針金に綺麗な色の布のような物を付けた「針金モール」を使って、手で触って形を覚えさせてみてはどうかな?と考えました。

 

まずは、息子の名前の一文字である「ひ」を針金モールで作らせてみました。

 

自由自在に曲げることができるので、モールでも簡単に「ひ」と言う字になります。
 

「ひ」が作れたので、「し」くらいならお茶の子さいさいで簡単に作れるだろうと思ったら、息子は左右が逆の「j」のようになってしまいました。

私の手本を見て作るのは難しそうなので、私が作った見本を触ってから作らせてみると、その方が分かりやすいみたいです。

 

やはり目で見て判断するのは難しいようですが、手で触る方が良いようです。

 

また、言葉で「真っすぐ下にして右にクルッ」などと言うのも良い方法だと思います。

小学校に入学したら、ひらがなを1文字ずつ丁寧に習いますが、学校でも見て判断するのが苦手な子への配慮で「真っすぐ下に書いて、右にピュッ」などと、言葉で表して耳からでも覚えらえるようにしてくれました。

「ひらがな、ちゃんと書けるだろうか?」と不安でしたが、意外と難なくクリアーできました。同じような感じでカタカナもわりとスムースにクリアしました。

ひらがな、カタカナの次は漢字です。

これは困難を極めるのではないかと戦々恐々としていましたが、漢字も唱えて覚えられるように工夫をしました。

「起」という字を覚えるときは、「走って転んでもクルッと起きる」と唱えました。走るという字の横に「コ」を書いて「乚」を書けば「起きる」という字です。
 

「乚」は「クルッ」と書けば良いので、「走ってコろんでも、クルッと起きる」と唱えて覚えました。

 

発達障害があるこの場合、学校のやり方では覚えにくいとか自分の子の特性に合わないというケースも多々あると思います。

 

そんなときは家庭学習で補うか塾に行くしかないかと思いますが、塾もその子に合ったところを見つけるのが大変だし、発達障害だと言う弱みに付け込まれるのか「この子の場合は週に1~2回じゃ無理です。

 

週に回くらいは来てもらわないと」などと言われて、塾代が高額出費になっているケースも見られます。

また、塾でイジメに遭ったと言う話も少なくありません。発達障害がある子は何かとイジメの対象となりやすいので、集団授業の塾は避けた方が良いのではないかと、個人的には思っています。

親が教えることができれば、塾代の悩みや学習塾でのイジメは回避できます。

 

しかし、家庭学習の最大のデメリットは親が疲れてしまう、ということがあげられるでしょう。
 

忙しい中で子どもに教える時間を作らないといけないし、ひらがなや漢字を教えるだけでも細かな止めやハネや書き順などを確認しないといけません。意外と間違って覚えていることも多いです。

親も子どもと一緒に勉強しなおすと思って積極的な気持ちになれるかどうか、楽しく教えられるかどうかがカギかもしれないな、と思います。