難しい、、、悩ましい、、、。
今日退院していった患者さん。
というか、半ばムリクリ退院させた患者さん。
だって、今退院しないと、2度と家に帰れないかもしれないから。
かなり体力的には弱っていて
自分で寝返りもうてず、トイレにもいけないけど、
今なら酸素も点滴もなしで過ごせているような状態です。
でも、申し訳なく思ってしまう点は、
もう少し早く、一度家に帰るっていう方向性を決めることができていれば、
もう少し元気な時に家に帰れたんじゃないかな、ということ。
今回の経緯は、
一通りアクティブな問題に対する治療が終わって、
でも全身状態は落ちてしまってために
入院前みたいに一人でご飯食べたりトイレいったりできなくなってしまって、
「療養型の病院へ転院か訪問看護や介護保険を取り入れて在宅療養か」
って話を医師から家族の方にされて、
それで本人と家族で話をした結果、
「本人が家に帰りたいと言っているからその希望を叶えたい」
ということになって、在宅への移行が決まりました。
在宅で看ることが決まってから10日弱の間に、
医療連携室や訪問看護やケアマネさんなどの協力を集めて
バタバタと本当に急ピッチで準備を進め、
家族(というか主に介護する娘)に
日常的なケアの注意点をいろいろ練習しながら身につけてもらって、
なんとか退院までこぎつけました。
医者が転院や退院を打診したことがきっかけで、
在宅に移行する準備を始めた形だけど、
もっと早くからそうゆう今回の入院のゴールをイメージできていたら、
治療が終わる前から
家族にも今後のことを考えてもらうように働きかけることもできただろうし、
準備ももっと余裕をもって進められて、
家族や協力してくれている関係機関の人たちの
負担も少なかったんじゃないかなと思ってしまいます。
今回の準備も正直言って
準備万端っていうよりかは最低限って感じだし。
こんなこと言ったら叱られるかもしれないけど、状況的には
家族が潰れるのが先か、
患者が悪くなるのが先か、、、って感じでもあると思ってます。
唯一の救いは、
もう倦怠感が強くてぐったりしてる患者さんが、
退院の話をするとニコっと笑ってくれたこと。
やっぱり嬉しいんだ、よかった。
長くはないかもしれないけど、いい時間を過ごしてほしいです。