同時多発トイレ | 4年目看護師のアタマとココロ

同時多発トイレ

患者さんの中には1人で歩かせてはいけない人たちがいます。

細かい理由はそれぞれですが、

要するに転倒の危険が高いので

看護師の介助もしくは見守りの下で歩行してもらいます。


人が歩きたくなる一番の理由は、

トイレに行きたいという生理的なものです。

手術直後はお腹の動きが弱くなっているのでお通じが出ることもなく、

お小水の管(膀胱留置カテーテル)が入っているので、

トイレにいくことは歩く機会は限られているのであまり問題は起きません。


しかし多くの場合手術から数日後にお小水の管を抜き、

トイレまで歩いて行ってもらうことになります。

問題なく動ける人なら良いのですが、

危険な場合は毎回看護師付き添いのもと歩いてもらうことになります。


実は最近、1人で歩かせられない人が多く、

全体的に状態は落ち着いている日でも

ナースコールはかなり頻回に鳴り響いています。

理由はトイレ。

1人でトイレに行かせられない人たちからのお呼びです。

多くは高齢者なのですが、

高齢者の場合、

膀胱容量の低下や前立腺肥大の影響などで

どうしても頻尿になる傾向があります。

しかも、回数も量も、日中よりも夜間に増えてきます。

そしてなぜか、ビックリする程みんな同じタイミングで行きたがります。


実は前にも同じようなことがあり、

そのときの反省を踏まえて

今回は早め早めにトイレ誘導をして、タイミングをずらす作戦を実行してみました。


結果、タイミングをずらすという効果はまずまずあったように思います。

しかし、やっぱり早めに行っても何度行っても

トイレに行きたいという欲求は定期的に現れるようで、

結局は相変わらずトイレコールの多い夜でした。