こんにちは。中村です。

 

 

 

 

 

最近のブログでは、合格と不合格を分ける3要素

「素直さ」「工夫」「自信」

について解説しています。

 

 

 

 

そして昨日は、「自信」の重要性をお話ししたので、

 

今日は「自信」を築き上げるためにはどうすればいいのか

ということについてお伝えします。

 

 

 

 

 

あなたは、「大学受験」というワードを聞いて、

ポジティブなイメージとネガティブなイメージのどちらを連想しますか?

 

 

 

 

恐らくネガティブなイメージでしょう。

 

 

 

合格するためには遊びや楽しいことを我慢し、プレッシャーに耐え、

毎日何時間も机に向かい、やりたくもない作業を延々と繰り返さなくてはなりません。

 

 

おまけにそれをしたからと言って合格する保証はどこにも無い。

 

 

 

あなたが勉強にマイナスのイメージを持っているならば、

それは至って普通の感覚です。

 

 

 

 

人は、本質的にマイナスのことを考えてしまう生き物です。

 

 

はるか昔、人間が狩猟採集を行っていた時代には、

時にヒトも他の動物の獲物になり得ました。

 

 

そういった危険な状況では、ヒトの中でも心配性で敵にいち早く気付ける方が、

生き残る能力が高かったのです。

 

 

そういうわけで、私たちの遺伝子にはなにかと心配してしまうメカニズムが

埋め込まれているんですね。

 

 

受験に関しても同じことです。

思えば不思議ですよね。大学には受かる可能性だって十分あります。

なのにみんな落ちる心配ばかりしている。

 

 

 

その結果、受験本番で起こるかどうかも分からない失敗する未来にびびってしまい、

実力を発揮できないまま現実に失敗してしまう

 

 

皮肉な話ですが、大昔には人間を生き延びさせた本能が、

現代では失敗の原因になってしまうんです。

 

 

 

 

 

 しかし安心してください。マイナスのイメージを克服する方法は存在します。

遺伝子だろうが本能だろうが、私たちの成功の妨げになる物はぶち壊してやりましょう!

 

 

 

 

 

 

あなたは、「パブロフの犬」という言葉を知っていますか?

 

 

犬に餌を与えるときに毎回ベルの音を鳴らすと、

餌を与えていなくてもベルの音だけで犬はよだれを垂らす

 

という現象を説明する有名な言葉です。

 

 

 

少し心理学的に言うと、

無条件反射」で起こる反応(餌に反応しよだれを垂らす)は、

条件付け(ベルの音を鳴らす)」によって

条件反射(ベルの音でよだれが出る)」を引き起こす

というふうに言います。

 

 

 

実はこのメカニズムは私たちの日常にもよく見られます。

 

 

例えば、朝の目覚ましにお気に入りの曲をセットしていたら、

その曲が嫌いになっていた、という経験はありませんか?

 

 

この場合、無条件反射が、朝が辛く目覚ましが嫌いなこと、

条件付けが、お気に入りの曲、

条件反射が、お気に入りの曲が嫌いになったこと

となります。

 

 

 

 

 

 

これを応用して、

「受験=失敗」というイメージを取り除き、

新たに「受験=成功」のイメージを植え付けます。

 

 

 

 

具体的なやり方は簡単です。

 

今のあなたの中にある「受験」というワードには、

「失敗」という黒いモヤがかかっている状態です。

 

 

そのモヤを吹き飛ばし、新たに「成功」という飾りつけをしてあげる、

というイメージトレーニングを繰り返すのです。

 

 

これを続けていると、そのうち脳内の潜在意識が修正されていき、

あなたの中で「受験=成功」というイメージが固定します。

 

 

 

ポイントは、受験に対し不安を覚えたらその都度イメージを変えること、

また、効果が出るまで継続して行うこと。

 

 

 

これを繰り返し繰り返し行うことで、潜在意識に受験の成功をインプットしていきます。

 その結果、成功する自分を創造できるのです。

 

 

 

 

 

また、やっていることの根本は同じですが、

違った視点からのアプローチもあります。

 

 

本来は、自信というものは成功体験の上に築かれていくものです。

しかし、成功するためには自信が必要なんです。

 

 

ここに大きな矛盾が存在するんですね。

 

 

 

ならば、架空の成功があたかも存在するかのように、そしてその成功は

確定している未来であるかのように行動してしまえ、ということです。

 

 

アメリカの昔の人が言っているように、

Act like the winner.”(勝者のごとくふるまえ)

これを意識しましょう。

 

 

 

行動と心理は密接に関係しています。

 

気分がノッているときに良いパフォーマンスができる、

というのは経験があると思いますが、

胸を張って歩いていると気分が晴れやかになる、ということもあるのです。

 

 

これを利用して、もはやあなたの受験の成功が約束されているかように

行動することで、勝者のマインドを形成していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれの方法でも言えることは、

継続して行わないと元に戻ってしまう、ということです。

 

 

ヒトはリスクを避けるために安定を好みます。

ちょっとくらいの変化では潜在意識まで変えるのは難しい。

 

 

 

 

 

しかし、継続して行えば必ず変われます。

 

 

先天的な遺伝子や本能よりも、後天的な努力の方が圧倒的に強いのです。

 

 

 

 

 

あなたは今から受験の成功者です。

堂々とした行動、揺るぎないメンタルが備わっています。

 

 

 

 

 

そしてそれはいずれ現実になります。

 

 

 

それでは!