こんにちは。KEIです。
今日は、
A判定でも落ちる人、E判定でも受かる人
という話をしたいと思います。
受験生ならだれでも、模試を受けると思います。
そこで気になるのが志望校判定ですよね。
志望校判定は、その人が大学に受かる可能性を
一般的にA~Eの5段階で評価するシステムです。
A判定100~80%、
B判定80~60%
C判定60~40%
D判定40~20%
E判定20%~
となっています。
だいたい入試本番でも高い判定の人が受かり、
低い判定の人が落ちているのですが、
中にはなぜかA判定でも落ちる人、E判定でも受かる人が
毎年いるんですね。
これは、受験には単に学力の高さだけではなく
他の要因が関わっていることを示しています。
私は受験生の時から、この要因が一体何なのか
ずっと考え続けてきました。
そして大学生になり塾講師としてたくさんの受験生を見る中で
その答えに辿り着きました。
この要因があなたにあればE判定でも合格するでしょうし、
無ければ確実に落ちるでしょう。
A判定でも失敗し、E判定でも成功する要因とは、
「素直さ」、「工夫」、「自信」です。
「えっ、そんな簡単なことなの?」
そう思ったかもしれません。
断言します。
そんな簡単な3つの要因だけが、合格と不合格を左右します。
これはとても大切なことであり、僕の超勉強法の根幹でもある考えです。
一度にすべて話そうとするととても長くなってしまうため、
今回は「素直さ」について説明していきます。
僕が浪人していたとき、同じクラスにS君という生徒がいました。
彼はとても成績が良く、模試ではいつも東大A判定。
成績優秀者として模試の冊子に名前が載るほどでした。
当然周囲も
「彼なら余裕で東大に受かるだろう」
と期待していましたし、
彼自身もそう思っていました。
そしていざ受験シーズン突入。
センター試験では9割近く取り、東大に出願。
滑り止めの早稲田大学も抑えました。
ところがS君は東大に進学できませんでした。
二次試験でまさかの失敗をしてしまったということでした。
周囲も僕もとても驚きました。
しかし事実は事実。
S君は早稲田大学に進学しました。
彼には大きな欠点がありました。
それが「素直さ」でした。
素直さがいかに受験に影響をもたらすか、
S君の例を用いて見ていきましょう。
最初に、また最も大事なことが、
素直な生徒は授業で多くの知識を吸収します。
そのような生徒は自分に足りない知識があることに気付いているため、
また少しでも使える知識を得ようと、
先生の話に熱心に耳を傾けるからです。
しかしS君は、「授業で扱う内容なんて全て知っている」という態度で
授業を聞いていました。
それでは身に付くものも身に付かず、
一生懸命話を聞き復習もこなす素直な生徒に逆転されるのも当然です。
実はこれ、浪人生にとても多い罠なんです。
浪人生は一度受験勉強を経験しているために、
知っている内容を軽視してしまいがちです。
「知っている知識」は受験まで忘れないよう再度頭に叩き込む!
というつもりで授業に臨んでください!
次に、素直な生徒は他の人に意見を求めます。
あなたが全て一人でどうにかできるほど受験期間は長くありません。
人のアドバイス=合格への近道 だと心得てください。
先生は今まで何人も生徒を見てきた人間ですし、
あなたの親も様々な困難を乗り越えてきたはずです。
兄弟や親戚に大学生がいるならしめたもの。
分からない問題でも勉強法でも夜眠れないとかでも構いません。
色々な人に聞いてみましょう。違ったに聞けば違った考えが返ってきます。
S君はというと、自分でなんでもできてしまうということが災いし、
人を頼ることができませんでした。
その結果、自分がまずい方向に行っていることに気付かず
最終的に他の人に負けてしまいました。
自分のことというのは意外と自分では分からないものなのです。
さて、今まで「素直さ」の重要性について説明してきました。
あなたの中にも少しはS君が潜んでいたのではないでしょうか。
ぜひ自分を見直し、どんどん他の人に頼ってください。
そうすればあなたは第一志望合格に合格し、
それをたくさんの人が祝ってくれるでしょう!
それでは!