こんにちは。KEIです。

 

今日は、少し具体的な勉強法の話をしていきたいと思います。

 

 

この方法はとても強力で、あなたを最短距離で志望校合格に導いてくれます。

ぜひ頭に叩き込んで実践してください!

 

 

 

 

少し思い出してください。

 

あなたは受験勉強を始めようとしたとき、最初に何をしましたか?

 

 

「問題が解けるレベルにないから、まずは基礎から

「やっぱり最初は教科書だよなぁ・・・」

 

 

そんなスタートだったのではないかと思います。

 

 

それももちろん良いのですが、本当に効率的な勉強法ではありません。

 

 

 

では、最初にやるべき勉強とは

 

 

 

それは、「過去問」です。

 

全ての受験生は、一番初めに過去問から手を付けるべきなのです。

 

 

それはなぜか?

 

これから、過去問から始める勉強法のメリットを説明していきたいと思います。

 

 

 

が、その前に

 

 

まず、過去問とはなにかという話をしたいと思います。

 

 

 

当然ですが、試験問題はその大学の教授たちが作ります。

 

教授たちにとって入試を突破してくる学生は将来の教え子になるわけですから、

できるだけレベルの高い生徒に入学して欲しいと思っています。

 

なので、入試問題は「過去の入試問題」というだけでなく、大学からの

「うちの大学に入りたいならこの程度の問題は解けるようにしておけ」

というメッセージが込められているのです。

 

大学のホームぺージに書いてあるアドミッションポリシーなんかより

よっぽど分かりやすい直接的なメッセージです。

 

そんな大学側の思いが込められているものを、

最初から最後まで活用しない手はないですね!

 

 

これらを踏まえて、これから過去問から始める勉強法のメリットを

説明していきます。

 

 

 

メリット1:どこまで勉強すればいいかが分かる

 

受験勉強の期間というものはとても短いです。

全ての生徒が「ヤバい!あれもこれもできていない!」と言いながら

受験当日を迎えます。

 

例外はありません。

 

そんな時間のない受験勉強期間に、使わない知識まで勉強している暇はないのです。

 

あなたが理系でセンター試験を地理で受けようと思っているなら、

わざわざ現代社会の勉強をしたりはしないですよね。

それと同じことです。

 

中には教養を身に付けると言ってなんでもかんでもやろうとする人もいますが、

その結果大学に落ちたら本も子もありません。

 

 

そして、その「どこまで勉強すればいいか」という基準になるものが過去問です。

 

 

いくら知識が豊富だったとしても試験問題が解けなければ合格できませんし、

反対に頭の中が空っぽだったとしても偶然試験問題が解ければ合格するのが入試です。

 

ぜひ過去問を使って、第一志望までの最短距離を走り抜けてほしいと思います。

 

 

 

 

メリット2:問題のイメージがつかめる。

 

試験問題というものは本当に多種多様で、大学の特色がよく出ています。

 

例えば東京大学は、限られた時間で、簡潔に要点をつかむことができるか

ということを要求してきますし、

 

一橋大学や京都大学は、たくさん時間がある中で、

どこまで複雑な問題に挑戦できるか

ということを聞いてきます。

 

そして大学から要求される能力は一朝一夕で身に付くものではありません。

 

最初に過去問を見て、大学が何を求めているのかが分かっていれば、

東京大学志望者であれば「短く時間を区切って問題を解いてみよう」、

京都大学志望者であれば「少し長めに考えてみよう」という風に

より実践的な対策をしながら勉強ができます。

 

受かる人というのはただ勉強しているのではなく、

こうした工夫を凝らしながら勉強しているものです。

 

 

 

 

メリット3:計画的に勉強できる

 

どこまで勉強すればいいかと問題のイメージが分かったら、今度は

「どのように勉強を進めていけば合格できるか」を考えましょう。

 

そうすれば日々やっている勉強に意味合いを見いだすことができ、

モチベーションが高まります。

 

何周走ればいいか分からないままグラウンドを走らされるより

10周走れば終わりだと分かっていた方が精神的に楽ですよね。

 

この感覚を勉強にも取り入れてみましょう。

 

 

 

 

正直、最初に過去問を解くということに対してはあまり気が進まないと思います。

なぜなら最初は解ける実力が無いわけですから。

 

 

しかし「実力がついてから過去問を解こう」と思っていると、

問題を解かないうちに受験が終わることになります。

 

さっきも言ったとおり、受験生は全員「あれもこれもできない!」という感覚で

受験を迎えるわけです。

 

実力が十分ついたと確信できることはないと思ってください。

 

 

 

兼好法師の『徒然草』にも、

「芸を上達してから披露したほうがいいと考えている人が、

芸を身に付けた例は一つもない。」

という一説があります。

 

 

ぜひ過去問に挑戦してみてください。

全く訳が分からないと思うかもしれません。

 

それを乗り越えてください。

 

 

 

その先に合格が待っています。

 

 

 

 

それでは!