こんにちは。KEIです。

 

今日は、勉強の効率についての内容をお話ししたいと思います。

 

 

 

世の中には効率の良い人と悪い人がいます。

 

効率の良い人はあっという間に勉強の要領をつかみ、

少しの勉強時間で良い点を取り、

余った時間で遊んだり次の勉強を進めたりします。

 

効率の悪い人は要点を理解するのに時間がかかり、

何度も同じところを復習し、

やっと分かったという時には疲れ果てており

なかなか学習がはかどりません。

 

あなたの身の回りにもこんな効率の良い人、悪い人がいるでしょう。

 

 

受験では言うまでもなく効率が良い方が有利です。

 

私は受験勉強を始めた時からずっと、

効率の良い人と悪い人の差は何だろう?

ということを考え続けてきました。

 

そして大学で心理学・認知科学に興味を持ち勉強する中で、

やっとその答えを手に入れました。

 

今日はあなたにその答えをお教えします。

 

 

 

効率の良い人と悪い人を分ける要因、それは、

“ワーキングメモリ”

という脳の機能です。

 

ワーキングメモリ。聞きなれない言葉ですよね。

 

 

ワーキングメモリとは、超短期記憶能力のことです。

 

例えば人と会話をする時、話の流れを考えて次に何を言うか決めますよね。

店でお金を払う時、店員から言われた金額を覚えて

財布からお金を出しますよね。

 

ワーキングメモリは、こういった日常的な作業を担っています。

 

 

そして、勉強という作業は実はこのワーキングメモリをフルに使う作業なんです。

 

計算するとき、英単語を暗記するとき、文章を読むとき、

どんな勉強も、ちょっと前のことを少しの間覚えておかないと

できない作業なのです。

 

この“ちょっと前のことを覚えておく機能”が優れている人は、

計算が速く正確に行え、英単語をガンガン覚えられ、

文章を正確に捉えることができます。

 

ワーキングメモリとは、まさに効率の良い人、頭の良い人の源泉なのです。

 

 

 

ワーキングメモリがどれだけ大切か理解してもらえたと思います。

 

そしてワーキングメモリには、

「鍛えれば成長する」という特徴があります。

 

ワーキングメモリを鍛えることで、

あなたも効率の良い人、頭の良い人になれるのです。

 

 

ワーキングメモリは日常的な作業を担っている、ということをお話ししました。

ということは、日常的なことから簡単にワーキングメモリを鍛えることが可能です。

 

 

では、私がオススメするワーキングメモリのトレーニングを紹介します。

    文章を速く読む

    黒板の字を一度にたくさん記憶し、一気にノートに書き写す

    日常的な作業を1.5倍でこなす

 

これらは少し意識しただけですぐ疲れてしまうような、大変なトレーニングです。

しかもどれも簡単にできるわけではありません。

それもそのはず、あなたの脳の限界を超えた作業を行っているのですから。

 

しかし、これらを一か月も意識し続けられれば、

あなたの頭の構造がだいぶ変わってきているということを実感できるはずです。

 

 

どうかこのトレーニングを普段から意識し、

効率の良い、頭の良い人になってください。

 

 

 

それでは。