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【群数列の解き方】


群数列の解き方は少し複雑です。
以下の手順を覚えて、何度も練習して下さいね!!



まず、群数列を解くコツは、いきなり問題を解かない!!!
ということです。

下ごしらえ(準備)が重要なのです。

早速、
1 | 3 、5 | 7、9、11 | 13、15、17、19 | …
という例を用いて解説してみましょう。

[準備1]
N群目に含まれる項数をNを用いて表す。


1群目→1項
2群目→2項
3群目→3項

よって、N群目に含まれる項数はN項ですね。

[準備2]
N群目までの項数の和を求める。


これは、[準備1] で求めたN群目の項数を求める式を
Σに入れるだけです。
(※Σの公式も完璧に覚えて下さいね!!)

Σk = 1/2N(N+1)

[手順3]
群の仕切りを取った通しの数列の一般項を求める。


1 | 3 、5 | 7、9、11 | 13、15、17、19 | …

1、3 、5、7、9、11、13、15、17、19、 …

となり、n項目の式は、
an=2n-1
ですね。


ここまで求められたら、あとは一気に問題を解いて下さい!!!

よく出題される問題は、
「N群目の最初の項をnを用いて表せ。」
ですね。

これは、(N-1)群目までの項数の和を[手順2] の式を利用して、求めます。
そして、それに1を加えた数が、通しのn項目ということになります。

それを、こんどは[手順3]で求めた式に代入すればおしまいです!!!





以上ですが、わかりましたか?
何か質問があれば、コメント欄までお願いします。
(すばらしい質問の場合は、こちらのブログ等へ掲載させてもらいます。)




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