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【 具体例はなぜわかりやすいか 】



現代文読解解法で良く言われるのは、
「具体例は切り捨てて、著者の意見・主張や発見を見つけよ。」
と言うものだ。

たしかにその通りである。

とくに英語では、第1段落(または第2段落)、
もしくは最終段落にその結論が書かれている。

国語の現代文もおおよそ、最終段落にその結論が書かれている。

だから、読解力のある人、もしくはおおよその教養のある人ならば、
その結論の段落さえ読めばよい。

では、なぜ結論以外にたくさんの段落、文、文字をさくのか?

それは、その結論を導き出す「理由」と「具体例」を読んでもらった方が
読者に理解してもらいやすいと著者が考えているからです。


以上、どの参考書類にも書かれているかと思います。



では、なぜ「理由」や「具体例」を読むと著者の主張がわかりやすいのか?

それは、著者がその主張に至るまでの過程から来ています。

つまり、始めに「具体例」ありきだったのです。

(1) 著者のまわりにある「具体的」問題が生じます。
(2) 著者はその問題を解決しようとします。
(3) 著者はその時点でわかっている「知識」「解決法」を本などで得ます。

☆ そこで問題が解決すれば、その方は新たに自分で本を書きません。
☆ 改めて本を書くと言うことは、新たなその著者なりの「発見」「主張」ができたのです。

ですから、本が書かれるまでの流れをもう一度整理しますと、

問題(具体例)が生じる。

問題解決のために知識を得る。

既存の知識では不十分。

不十分な点の検証。

既存の知識の改良。
新たな発見。

新たな発見に論理性を持たせる。
※論理性:「AだからB]
つまり、論理性=理由・根拠

本に著す。



つまり、具体例から理由そして結論という流れは、
著者が自分の結論を作り出すまでの流れと同じなのです。


だから、具体例を見るとその文章を理解しやすくなるのです。

しかし、具体例は具体例!!

結局は、一番大切な箇所は、
「結論」
ですからね!!


※また、具体例にも、問題定義のための具体例(問題点)の他に
「反例」(論理性を構築する段階で出てきた具体例)もあるので、
これがすべてではありませんが。