【詩】秋の触手 | aioso**

【詩】秋の触手

重い窓を開けると

         ひぃんやり、

秋の触手が浸潤する


   秋虫達の蜜月
   鳥がはばたき
   葉がざわめく


触手は一度わたしの頬を撫ぜ
窓の外へ帰って行った

季節を忘れたわたしに
秋声を残して