まぐろです。英語長文の勉強の仕方について書きましたが(主に復習)、どうやって問題に答えるのかについて書いていなかったので今回は試験問題の性質から何を答えることが求められているのかについて考えてみようと思います。
試験問題は天から降ってきたものでも陸から生えてきたものでもありません。何かしらの能力をテストしたい人たちによって作られた人工物です。
では何をテストしたいのでしょうか?英語の場合は英語の読み書きのレベルだ、ということは誰が見ても自明です。もう少し丁寧に言えば、「書いてある内容を正しく理解する」ということです。そんなことはわかっていると感じる人もいることでしょう。
本当にそうですか?本当にそうならわざわざこんなところまでこなくても、テストで満点を取れるはずです。
つまり「正面の男がが持つあのリンゴは赤い」と書いてあって「リンゴを持つのは誰か」と聞かれているのに「そこには赤いリンゴがある」と答えるのはどう考えてもおかしいですよね?そのレベルで文脈や単語、文法の意味などを勘違いしているということです。(単語、文脈については先の記事に書いています。)
基本的に大学受験のためのテストなどの多くはハイレベルなクリエイティビティを必要とされません。極端な話、提示された文に書いてあることをそのまま答案として書けばいいわけです。
もちろんそれだけでは高いスコアを稼ぐことはできません。多少のクリエイティビティを問われます。すなわち、あなたの言葉で提示された文のなんたるかを語らねばなりません。
ただ誤解しないでほしいのが提示された文に合わせてレベルの高い文を書こうとする必要は全くないということです。「簡単に言うとどういうこと?」という問いに答えればよいのです。
テストで点数が取れない人はこれができません。すなわち、「簡単に言う」とは「自由に解釈して自分の考えを述べる」ことではありません。「作者の意図を忖度して意味が最低限誤解なく伝わるよう短く纏める」のです。
長文の勉強法でも書きましたが、長文の要約の練習が必要になってきます。長文というくらい文章としては長いわけですから、誤解のないレベルに短くしなければシビアな時間制限に間に合いません。
また、これはやろうと思ってできることではないことを多少なりとも勉強した人であれば実感していると思います。慣れれば要約を書かなくとも頭の中でまとめながら読む癖はつきますが、そうなるためには練習が必要です。日頃の練習がスコアにつながるのです。
しかし僕自身学校で教えられた記憶はありません。点数を取れと説教するのにどうやったら取れるのかを教えてくれる人は少ないものです。
もちろん、それは小学校からの積み重ねではあるのですでに習得しているよ〜な人もいますが、およそ高校の段階で困る人はフルコミットで小学校中学校で遊んでいたわけですから、差が出るのは自明です。ですが、埋められないわけではありません。
何度も言いますが、要は慣れの問題です。まとめながら読む、これは技術です。練習すれば誰でもできるってことです。今から始めて全く気が付く気配がなさそうな人たちに差をつけましょう。