志望校が複数ある場合や過去問の利用が遅れる場合 | 入試解答力養成 総合点25%アップする勉強法

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基本的に「第一志望校」の過去問対策のみを行います。

進学できるのは「ひとつの学校だけ」だからです。

最終的には受験生本人の志望度(本気度)をはかりながら決めるしかありませんが、2月に行われる第一志望校の点数が現状の実力から厳しく、3月に行われる受験も想定される場合があります。

その場合は、「第一志望校」の過去問スケジュールを組んだあと、3月受験の過去問スケジュールを組むことになります。


具体的にいうと、2月の第一志望校の過去問スケジュールで12月から2月中旬まで決定したとします。そこは動かさずに、2月中旬から3月までは、もう一つの志望校の過去問スケジュールに圧縮してあてます。その圧縮に無理がある場合は、過去問を絞る、もしくは11月中(第一志望校の過去問を始める前)に進めておくことになります。


現状の実力(未習分野や理解度の違い)や志望校の本気度を踏まえて「過去問スケジュール」を組むことが大事です。7~8割くらいの人は同じスケジュールになると思いますが、自分の状態が一般的ではないと思ったときは、「現状の実力」や「志望校の本気度」など伝えて、目的として「過去問を使って勉強しようとしている」ことを、身近の学校や塾の先生に相談してみましょう。自分ひとりで考えるよりも「他者(しかも経験者)からの視点」があるほうが客観的になります。