オーナー経営者の負の面
先日、オーナー企業礼賛をしてしまったので、バランスを取るために今日は負の面を。
最大の問題は、そのオーナー経営者をどのように育成するか、です。
創業者はともかく、2代目、3代目になると生まれたときからしっかりと教育しないと先日書いたような利点は生まれてきません。
しかし、会社が安定してくると、子息の教育は保守的になりがちで、経営者として適した教育が出来ているケースは少ないと思います。
とにかく日本の教育は画一的なので、自由に発想することを極端に規制します。
大企業や官庁でそつなく過ごすならよいのでしょうが、会社経営となると他人にはない発想や、勝負感などが必須になってきますので、子供の頃からこういった素質を育てる必要があると思います。
ちまたでは中高一貫校が話題になっていますが、そんな中途半端なものでなく、幼稚園から高校生くらいまでの間にしっかりとこういった素質を身につけるべきです。
残念ながら今の教育ではそれが出来ないので、2代目、3代目の経営者は皆横並び意識が強く、突出することを嫌います。
その結果、経営不振にならないまでも、創業者の残した遺産を守る程度から出ることが出来ません。
株式公開している会社でもほとんどが業績的に鳴かず飛ばずなのはこういう理由からではないでしょうか?
せっかくオーナー企業として思い切ったことが出来る体制にあるのですから、それを十分に活用して創業者の思いを引き継ぐべきではないでしょうか?
都会の喧噪を離れた熱海でマリーナにつながれたヨットを見ていると、くだらないことを考えてしまうものです。