嫌な経験は忘れたい
よく聞く言葉です。
確かに忘れられたら、
そんなことなど無かったなら
今こんなに辛くないのに
そんな気持ちが忘れたいという言葉になる。
忘れるためにはどうしたらよいですか?
あちこちから聞こえてくる言葉。
忘れようとするために
無意味なことをして、返って苦しくなる。
失恋しました、忘れるために他の男性と付き合いました
だけど、忘れられません。とか。
今付き合っている人に対する罪悪感も加わり
自己憐憫に拍車がかかる。
辛い経験を乗り越えるためには
それに向き合わないとダメなんです。
忘れようとしたり、絶対に思い出さないように努めたり
大きな重い蓋をかぶせてしまい、
そんな記憶がそのときの感情が
今の自分に降りかからないように
ロープで雁字搦めに縛ったりしては、
心の柔軟性が無くなります。
傷が治るどころか、傷を接着剤で固定化
させるようなものなんです。
子供だって心の傷を負います。
子供の解決法は基本だと思います。
それは、その出来事を茶化す。
遊びの中に取り入れて、昇華させてしまう。
楽しい日々の行動・遊びに取り入れることで、
辛い思いを引っ張り上げて
少しずつ少しずつ負の感情を和らげていく
そんなことをしています。
大人が向き合おうとすれば、
そのとき抱いた感情にとらわれて
心が平常でいられなくなる。
だから、思い出すことを恐れる。
だけど、これだと、傷は癒されない。
過去は過去と切り離してって事もありそうだ。
しかし、普段は忘れていたとしても、
何かのきっかけで、思い出したとき、
激しい感情にとらわれてしまう。
不愉快な出来事を普段は忘れているのに
それを思い出したとたんに、今現在の出来事のように
大変激しく怒る人がいるけど、それがこんなパターン。
やっぱり何度でも思い出して
激しい感情を抱くことがなくなるまで
思い出し続けないとならない事なのだろうと思う。
これが、心の傷と向き合うってことかなと。
そんな自分をちょっと外から眺める自分がいても良い
その方がもっと早く解消できるだろうと思う。
自分の意識を少し頭の外にだす。
できたら、もっともっと高くに持ち上げる。
そうすると俯瞰で見られるようになる。
感情にとらわれている自分が見える。
自分を見ている意識は、感情にとらわれない。執着しない自分でもある。
そういった意識を育てよう。
そのことで、感情にとらわれないで出来事をよく思い出すことができる。
なんども思い出すうちに、そのとき抱いた感情も薄れていくはずだ。