6月の思い出ひとつ。
インドネシアの伝統音楽「ガムラン」のワークショップへ行きました。
来日中のイ・クトゥッ・ブディサヤ先生のパワフルなご指導のもと、初体験ながら大いに楽しませていただきました♪
私が担当させてもらったのはKantilという鍵盤打楽器。
難しいのは、右手で次の音を鳴らすと同時に左手で前の音を止めること。
速いパッセージで上行・下行が入り組むともう大変。考えている暇なんてありません。
もちろん楽譜もありません。とにかく耳で憶えて身体にたたきこむ!!
総勢10数名での合奏がまた素晴らしい体験でした。
小さな音楽のパターンがループし、ずらされ、重なり合いながら、力強い音響のうねりを生み出します。(こんな表現しかできないのがもどかしい!)
ミニマルの効果でしょうか、普段使わない脳みそと筋肉を動かしていることも相俟って、耳の奥はウワンウワン、頭はクラクラ、身体はフワフワという状態でした。これがなんとも心地かったです![]()
ドビュッシーやラヴェルにメシアン、そしてケージやライヒまで、多くの作曲家が魅了された音世界。
文献や映像や音源で得た知識をびゅんっっと飛び越えて、私も虜になりました。
先生や楽団の方に上手上手とおだてられ?すっかり調子にのってしまった私。
ぜひまた体験したいと思っています。
satoko

