先週水曜日。久しぶりに、映画館で映画を観ました。
老舗ピアノメーカー、スタインウェイ社の技術主任であり、名だたるピアニストから引っ張りだこの調律師、シュテファン・クニュップファーの1年を追ったドキュメンタリーです。
ラン・ランやアルフレート・ブレンデルのコンサートから、ピエール・ロラン・エマールのJ.S.バッハ≪フーガの技法≫録音まで。
ピアニストたちの繊細、かつ妥協のない要求に対峙し、それらを見事にクリアしていくシュテファンの仕事ぶりもまた、どこまでも丁寧でゆるぎのないものでした。
ピアノから音を生み出すという行為の「極み」を見たような思いです。
密な音、クラヴィコードのビブラート、などなど・・・ピアニストたちが自らのイメージする音を伝えるために選ぶ言葉の数々はとっても興味深かったです。
そして何より、シビアでありながら、ひらめきと、喜びに満ちたシュテファンの姿。
興奮のうちに帰宅し、さっそく私も練習、練習
いつも以上に耳を研ぎ澄ませて・・・
と・・・思ったら・・・刺激が強すぎたのか![]()
次の日から体調不良、子どもの頃以来の39度という高熱に見舞われてしまいました![]()
ダンナさまの作ってくれた特製ホットチオビタ&ホットポカリで何とか快復しましたが・・・まさかの 知恵熱??![]()
季節の変わり目です。みなさまも、お身体お大事になさってくださいね
satoko
