渋谷です。
今日は、「冷えと破水」の話です。
破水の原因として腟からの感染が多いと言われていますが、そもそも感染しやすくなる背景には「冷え」があるのをご存じですか?
冷えていると、破水しやすい理由①
冷えてる妊婦さんは
破水するリスクが高くなります。
なぜなら、
冷えている体は緊張状態にあるからです。
*つまり、妊娠に関係なく、冷えはカラダが緊張し
不調を起こしやすい状態といえます。
寒い時ってぎゅっと縮こまりませんか?
それがお腹でも起こりやすいのです。
30週を越えるとお腹が張ってくるようになりますが
それにしても最近よく張るなぁ、という場合、
もしかすると冷えているかもしれません。
ただ、単にお腹が張ったくらいでは破水しません。
なかなか羊膜が破れず、
人工破膜する場合もあるほどなので
赤ちゃんを守っている羊膜は、
ちょっとやそっとでは破れません。
それなのになぜ、
破水のリスクが高くなるかというと
冷えている体は免疫力が下がっているからです。
冷えていると、破水しやすい理由②
女性の膣には
普段から何種類もの常在菌がたくさん存在します。
この常在菌のおかげで外からくる菌による害を
防いでくれています。
ところが、
冷えてくると、この自浄作用が働かなくなり、
菌のバランスが崩れ、羊膜がもろくなってしまいます。
ストレスや疲れで免疫力が下がると、
さらにこの状況が悪化してしまいます。
「もしかすると冷えてるかな?」と思う方は、
- 毎朝の足湯
- 赤ちゃんに意識を向けること を
おすすめします。
冷えの自覚がなくても、
赤ちゃんがいるお腹の環境がよくなるからです◎
お腹が張った時に
お腹の張りや痛みだけに意識を集中させるのではなく、
「赤ちゃんはどんな感じかな?元気なさそうかな?元気に動いてるから張ったのかな?」と感じてみたり。
足湯をする際に
「あったかくなったら元気に動くかな?ふんわり脱力するかな?」なんて想像してみたり。
お仕事をしていたり、上の子が小さいと
つい赤ちゃんのことを忘れて頑張ってしまいますが
そんな時、お腹に手を当ててみると
ひんやりしていることが多いです。
お腹は、
「赤ちゃんに意識を向けるだけ」であったかくなります^^
朝起きたら足が冷たかったり、むくんでいたり、
お腹が張る回数が多いようなら冷えのサインかもしれないので
赤ちゃんとぽかぽかお過ごしください^^