渋谷です。
今日は、「椎間板ヘルニア」の話です。
しゃがんだり、腰を丸めた時に痛みを感じる
腰痛の中でもメジャーな「椎間板ヘルニア」。
飛び出ているヘルニアが
辛い腰痛の原因?だと思いがちですが、実はそうではないことをご存じですか?
ヘルニアは痛みのない人にもごく普通に存在している。
とってもスタイルが良くてクールビューティー。
かなり頭が切れるお方なのでお仕事ができる上、ほっこりユーモアのセンスもピカイチで、本当に素敵な、県立病院時代の恩人でもある大好きな先輩が
ブロック注射に通われたりと
10年来悩んでいらっしゃる腰痛で
わざわざ遠方からご来店くださり、ご感想をいただきました。
実は痛みがない60-80代でも、
なんと93%もの方の椎間板が変形していると言われています。
それはつまり、
- 椎間板が変形して多少神経を圧迫していたとしても、必ずしも痛くなるわけではない。
- 「ヘルニア」が、必ずしも「痛みの原因」ではない。
ということなんです。
飛び出ていることが痛みの原因なのではなく、
椎間板が変形するくらい
物理的ストレスを与えている
「日々の姿勢や身体の使い方の癖」で
腰回りの筋肉が無理して頑張ってしまうため
結果、痛みに繋がります。
危険なヘルニアと、良くなるヘルニア。
まずは、
- 膀胱直腸障害(排便・排尿に明らかな異変)
- 感覚がなくなるような神経症状 などは
馬尾神経に相当なダメージを負っていることが考えられるのですぐさま病院に行く必要があります。
ただ、
- 神経症状というより、痛みだけ
- 体を動かすと良くなる感じがする のであれば
姿勢や身体の使い方、内臓の固さによる二次的な
筋筋膜性の痛みである可能性が高いので、
いただいたご感想のように、
ケアを重ねていくことで改善する可能性はかなり高いです◎
実際に、
ヘルニアの術後において
一時的な改善があるのに、予後は良くない傾向にあるのは
物理的ストレスを与えている
「姿勢や身体の使い方」にアプローチしてないからと言えます。
③お腹を潰して腰が詰まるような前屈ではなく、股関節から折れ曲がっている◎
写真のように、1回の施術で
腰痛の鋭い痛みは炎症によるものなので
ご感想にもあるように残念ながら
その場ですぐ落ち着くということはありませんが、
「局所的に負担がかかる姿勢や動き方」が解消されれば
自然と物理的に痛みは出なくなっていきますし、
痛みが持続していることで
「過敏になっている痛みの閾値」も元に戻ります◎
その後も
「せっかくなおちゃんに大事に整えてもらったから
このからだを大事に維持したくなるね」と
お客様の心がけのおかげさまで
なんと1週間後、10年来の腰痛が軽減した
とのことで本当に本当に、、、嬉しかったです。
(身体の使い方の癖は根深いのが普通なのにも関わらず…
本当にものすごく大事に維持してくださったのだと思います、、、感激)
ヘルニアの方のNG動作3つは
- しゃがむ
- 低い椅子に座る(骨盤が寝て丸まる動き)
- 荷重+腰をひねる
例えば可能な限り、草むしりをしない、ソファなど座面の低い椅子は避ける、車の椅子もなるべく高くする、雪国の宿命ではありますが朝の雪かきは避ける(朝は特にも椎間板が水分をたくさん含むので危険)がおすすめです。
お部屋ではソファで過ごすことが多かったそうで、
カウンターチェアのような椅子をすぐ検索してくださったそう!
「神経症状」が出ている場合はまずは病院ですが、
2次的な筋筋膜性の「痛み」でお悩みの場合は
当店の施術にどうぞお気軽にお越しください^^