土星は両親から学んだ | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

逆行中のトランシットの土星が

僕の太陽(射手座9度)に近づいてきたせいか

再び土星のことを考えます。

 

 

来月から会社勤めを辞めるのですが

正直な話、僕は

「稼ぐ」つもりがないことに

気付いてしまった。

ない、というよりは、

それの優先度が一番ではない。

 

料金を上げられないのは

自己肯定感が低いからだと考えたり、

豊かに暮らす自分をイメージして

稼ぎたい欲求を

ひねり出そうと数ヶ月頑張って

5月に料金を決めたけれど

違和感が消えませんでした。

 

  

 

甘過ぎるのかもしれない。

お金の勉強が足りないだけかもしれない。

でも僕は稼ぐためではなく

仕事のために働きたい。

(乙女座の土星っぽい)

 

僕にとって仕事とは、

「◯◯して欲しい」という

僕個人への期待や要望に

最大限に応えることです。

  

費用対効果に見合わない

という理由だけで

やっぱり僕は断ることができない。

 

しかし、ボランティアはできません。

最低限の基準(土星)は必要です。

それを考え中です。

海王星の90度もあるので、

決めきれずに揺れています。

 

 

 

働き方について考える時に

浮かんでくるのは両親です。

新聞販売店を30年続けていました。

台風でも大雪でも朝刊はあります。

遅れるとクレームの電話が来ます。

 

入院以外の理由で

両親が仕事を休んでいる姿を

僕は見たことがありませんでした。

それは両親にとって努力ではなく

普通でした。

仕事はやるのが普通。

 

多少文句を言っても

粛々と、確実に日々のお勤めを全うする人は

必ず報われる。

直接お金にならない努力や苦労は

何らかの形で必ず返ってくるものだと

僕はいつの頃からか

信じるようになりました。

   

  

これは、僕の出生図の土星っぽいです。

乙女座26度「香炉を持つ少年」

精神的な意義あるものに畏敬の念を抱き

それのために献身する度数です。

そうすることで

上から降りてくる恩恵がある。

 

※イメージ図

 

 

僕の太陽は、土星と72度です。

義務感の中に、

やりがいを損なわない抜け道がある。

くそ真面目な中に、

独自の遊び方、展開方法がある。

   

  

 

とりとめなくなってきたので、

この辺でストップします。

明日は満月なので、満月の読み解きを書きます。